TOP > 日本アルプス > 乗鞍岳
2016年9月27日
日帰り
紅葉散策!乗鞍岳

乗鞍岳の紅葉


【ルート】
ルート 観光センター(バス) 肩ノ小屋口 位ヶ原小屋 観光センター(バス)
主な山 :乗鞍岳(3,026m/未踏)
行程 :日帰り
宿泊 :-
難易度 :★☆☆☆☆
お勧め度 :★★★★☆

【コース概要】
乗鞍岳の紅葉を見るためのコース。ピークハントはなし。バスで一気に登って紅葉を眺めながら下るだけなので、難易度は低め。
車道(乗鞍エコーライン)を歩けばスニーカーでも可能。紅葉が見たい人向けのコース。


9月になってからずっと気になっている乗鞍岳の紅葉。今年は気が狂ったかのように9月は毎日雨。台風も9月は毎週発生しており天候が安定しない。天気予報と毎日にらめっこしながらようやく辛うじて晴れる日が到来。平日だが乗鞍岳に向かう事にした。仕事?さあ。。

前日の夜11時に自宅を出発。ちょっと早目に出た。順調に中央道を北上する。徹夜の運転。一体いつまで体がもつやら。
今回は乗鞍に行く前に、諏訪湖近くにある高ボッチ高原なる場所に寄ることにした。富士山や諏訪湖の写真が綺麗に撮れる場所との事で楽しみだ。





岡谷インターを降りナビに従って走る。ちょっと甘く見ていたのだがこの高ボッチ高原、国道から入って8km近く山道を走らなければならない。山道の8kmってかなりの距離だ。しかも慣れない山。細い山道をひたすら登る。
高度が上がってくるにつれだんだん霧が出てきた。先日の台風のせいか山道には枝や葉が散乱している。そのうち霧で視界が数メートルまで下がってきた。初めてフォグランプが活躍。しかし夜の霧の山って不気味だ。。

山頂付近には既に真っ白で何も見えない。。車が数台止めてあるのが見えたので横に止めることにした。ここで仮眠。しかし不気味だ。

午前5時半、少し明るくなってきて霧が晴れてきた。撮影場所を探して少し下り、看板がある広場から展望場所と書かれた場所に登る。一応富士山と諏訪湖が一望できる場所だ。ただ雲が厚い。少しづつ雲も晴れてきたが何ともいまいちな写真しか撮れなかった。ここは毎日通うぐらいの気合が必要な場所である。


高ボッチ高原より 富士山と諏訪湖


撮影を終えすぐに乗鞍岳に向かう。この時期乗鞍はマイカー規制がされていて登るにはバスに乗らなければならない。バスの乗車口は岐阜県側と長野県側にあり、今回は長野県側の乗鞍観光センターに向かった。紅葉登山が出来るルートがこちらにあるからだ。単に乗鞍登山だけならば名古屋からだと岐阜側の方が近い。

再びナビに従って走る。ちょうど通勤時間帯に重なったので少し渋滞をしながら午前8時45分、観光センターに到着。2時間ぐらいかかった。ちなみにバスの出発は9時。急いで支度をしてチケットを買い、列に並ぶ。平日でも列が出来るほどやはり人気だ。いやいや乗鞍の紅葉を見ようとずっと晴天を待っていた人達だろう。自分もその一人。


9時出発。途中のバス停で結構人が乗ってくるので、最終的には満車になってしまった。圧倒的に老人が多い。平日だから仕方がないが、人の多さに驚きだ。
くねくねと曲がった車道をバスは登る。本当に久しぶりの太陽が顔をのぞく。麓はまだまだ緑の木々が多いが、やがて黄色やオレンジに変わってゆくのだろうと楽しみだ。バスはどんどん高度を上げて行く。


乗鞍観光センター駐車場 バスには行列が・・・ 麓はまだ緑


バスの道は狭い。下りのバスとすれ違う際もすれすれだ。その度に車窓には木々が迫ってくる。その木々がだんだんと色付いてきた。黄色やオレンジ、赤は少なめかな。バスの中からでも十分に紅葉が楽しめる。高度もかなり上がってきており景色が開けると歓声も起こる。


だいぶ上がってきた だんだん紅葉が見えてきた バスの中でも十分楽しめる


やがてバスは今回の目的地である肩ノ小屋口に到着。ここからも山頂は目指せるが、ほとんどの人が終点の畳平まで乗って行く。バスを降りると結構風が冷たい。晴天とはいえ標高2600mほど。風が吹けば寒さを感じるのも当然だ。愚息にダウンを着せこちらも防寒着を着る。・・・と思ったらウィンドブレーカーを忘れた。。。あり得んミスだ。幸いゴアテックのレインウェアを持ってきていたので代用できたが、なかったと思うとぞっとする。

ここは避難小屋なので食事などは出来ない。持って来ていたおにぎりやらを口に入れ、出発。もちろん愚息は負んぶ。
晴天のおかげで景色は抜群。簡単にバスでやってきてしまったが、さすが3000m峯。景観、雰囲気は素晴らしい。


景観は抜群


最初は車道(乗鞍エコーライン)を歩く。バスや車が通る道だが、ここは徒歩での通行もできる。スカイラインの方はダメみたいだが。程よく風も吹き、日差しを浴びながら進むので暑さ寒さは感じない。丁度いい季節だ。時々通るバスの登山客も景色を楽しんでいるようだ。


肩ノ小屋口(これはトイレ) いい景色 バスが通る


全体的に色付いてはいるが、赤色がやや弱い感じがする。黄色が綺麗なのかな、今年は。それでも快晴の下、素晴らしい景色が登山者を迎えてくれる。本当に来てよかった。



美しき乗鞍


しかも今回は下りのみ。登りが無いので本当に楽。と言うより山に「下りに来た」のは初めてかも。まあこれもいい経験。いずれ愚息がもう少し大きくなったら、一緒に山頂に登りたいと思う。これが見られただけでも十分だ。嫁も久しぶりのアルプスに満足そうだ。


絵になる秋の乗鞍


順調に山を下る。このルートは写真を撮りに来た人が多いように感じる。ほぼすべての人が三脚を担いで下っている。昼間、これだけの晴天の下でも三脚を使うのはなんでかな。画質を上げるため超低感度で撮っているのかな。それとも遠くの山を望遠で狙っているのか。またはもみじのクローズアップか?恐らくクローズアップかとは思うけど、色んな登山が楽しめていい。


快晴の山 オレンジが多いかな 車道を歩きます


しばらく下ると、車道から登山道に入る場所に辿り着いた。このまま車道を下ってもいいかなとも思ったが、まったく登山道らしき道を歩いていないので入ることにした。他の登山客もほぼみんなここを下る。ここからは岩の多いちょっと難易度の上がる登山道(下山道?)だ。


写真の構図が似たりよったり 割と綺麗な赤 ここから登山道に入る


乗鞍岳はバスで登ってお気軽登山、ましてや下りだけの道など大したことはないと思っていたが、ちょっと違っていた。十分険しい登山道である。しかも岩が多く雨上がりの後には滑りやすくて危険だ。今回も愚息を背負っているので、転倒だけは避けなければならない。しまっていたストックを取り出して準備する。

意外だったのは登ってくる人が結構多いことだ。みんなどこ辺りから登り始めているのかは分からないが、それなりの装備をした人が多いので結構な距離を歩いているようだ。いつになったら自分も「そっち側」に戻れるのだろうか。


割と険しいガレ場 いい天気だ 登る人も多い


しばらく下ると急に視界が開けた。コウノリサマ祭}場という場所らしい。
中々の景観だが、ぜいたくを言えばもう少し赤色の紅葉が鮮やかならばもっと良かった。まあ贅沢だが。


視界が開けた


その後も順調に下る。割と足場が悪い場所も多いので気をつけたい。特に雨上がりの後は要注意だ。そして出発から約2時間、今日のゴールである位ヶ原山荘に到着した。正直あっという間であった。もうちょっと長く距離をとっても良かったかな、と後から思う。まあでも程よい疲れだ。


木々の種類も変わってきた 再び車道へ 位ヶ原小屋



帰りもバスで楽々下山。徹夜運転からの登山なので帰りのバスでは少しうとうととしてしまった。下山後は観光センターをぶらぶら散策してから、すぐ横にある温泉に入ることにした。前々から興味のあった乳白色の温泉だ。日帰り入浴が出来るので便利だ。


乗鞍観光センター 湯けむり館 乳白色の温泉!


料金は大人710円、3歳以上300円。愚息も料金をとられた。でも温泉は抜群に良かった。いずれは乳白色の温泉地で有名なすぐ近くにある白骨温泉へ泊りに行きたい。





さて、帰りは美味しい五平もちが食べたくてちょっと寄り道になるのだが、中山道の「奈良井宿」へ向かった。時間も十分あるのでこれぐらいはいい。1時間ほどで到着したのだが、ここの景観はなかなか素晴らしい。


奈良井宿


本当に江戸時代にやって来たかのようだ。昔のまま残っているとは考えにくいのだが、保存や景観を保つためにかなりの努力をされていると思う。色々な店があって歩いているだけで楽しい。ぶらぶらしながらお土産や五平もちを食べた。ちょっと遠かったがいい場所である。


素晴らしき景観 五平もち(170円/本) 木曽の大橋



急遽決めた乗鞍登山だが、やはり紅葉の時期は期待を裏切らない素晴らしさがある。色付きは100%とはいかなかったが、充分満足できるものだった。次はピークと合わせてまたこの時期に来たい。




ルート所要時間
乗鞍観光センター(08:00/バス)→肩ノ小屋口(09:00)→位ヶ原小屋(11:00)→乗鞍観光センター(12:00)【4h】
データ
観光センター⇔畳平 往復バス2,500円/人
ゆけむり館 720円/人(300円/3歳児)





日本アルプスへ