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2012年5月12日
日帰り


101.本宮山
    (標高789.2m)

登山日 2012年5月12日
登山時間 ウォーキングセンター⇒登山口⇒馬背岩⇒砥鹿神社⇒本宮山山頂⇒馬背岩⇒ウォーキングセンター
(08:00⇒08:10⇒08:50⇒09:50⇒09:50⇒10:00⇒11:10⇒12:00 /約4時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 とにかく登山客が多い山。距離はあるが、難易度は低く、整備されているので初心者向け。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

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GWも終わり、そろそろ低山登山のシーズンも終わりかけて来たのだが、季節の気紛れか何故か最低気温が一桁近くまで下がり(虫が少ない)、山に行けそうな感じがしたので出掛けることにした。
相棒も行くとのことなので、メジャーな本宮山を目標にした。

本宮山は789.2mとこの辺りでは一番の標高で、山頂付近にある砥鹿(とが)神社は古くから信仰を集める神社として親しまれている。とにかく登山者が多い事で有名な山で、そういう意味でもこの時期に登るのはベストの山でもある。

豊川ICから北へ向かい、国道151号線から県道21号線を通り、豊川ウォーキングセンターに到着する。
ウォーキングセンターには登山者用の駐車場、トイレ、自動販売機に、センター自体はまだ開いてはいないが簡単な地図ももらえる。これだけ用意されている山はそれほどはないので、非常に助かる。
到着したのは午前8時位であったが、既に多くの車で埋まっていた。

準備体操をしていざ出発。
ウォーキングセンターから山の方に向かってアスファルト道を歩く。すぐに第二、第三駐車場がある。ここも多くの車が止まっている。驚きだ。
すぐに鳥居が現れ、ここが登山口となっているようだ。新緑の緑がまぶしい。


本宮山 豊川ウォーキングセンター 登山口


最初はなだらかな登山道が続く。非常によく踏まれており、足場も硬く歩きやすい。整備された木の階段などは、既に擦り減ってしまっており多くの登山者が来ていることを物語っている。日差しは燦々と照りつけてくるが、寒波の為か日陰に入ると風が冷たく感じる。
それにしても不思議なのは、「下山者」が多い事だ。
まだ午前8時過ぎなのに、最初の方は下山してくる人がやたら多い。登りだけで2時間ぐらいはかかるはずなのだが、早朝から登っているのだろうか。ちょっと違和感がある。。

なだらかな登りが続くが、しばらく歩いているとうっすらと汗も出てくる。行きはそれほど景観は良くないが、時々休憩できるような椅子が置いてあったり、5月の木漏れ日の下で歩く山が気持ち良くて、疲れも感じない。
またここ本宮山は山頂の神社までを50丁で区切っており、時々現れるその標識が残りの距離の目安を教えてくれる。地図はあるが、やはり現地のものが一番信用できる。


よく歩かれている登山道 50丁目まである 椅子もある


40分ほど歩くと林道に出る。その先にはかなり急な登山道が見える。いよいよここからが本格的な登山道になるようだ。
それでもこれまでよりはやや勾配がきつい程度で、よく整備されているせいかそれほど辛くはない。まあそれよりもとにかく登山者が多いので、会う度にする挨拶にちょっと疲れてくる。多すぎだよな。。

登るにつれて岩が多くなるのも特徴に思う。
「馬背岩」など名前の付いたものも多い。でもこのような岩があるから、ハイキングではなく登山という感じがするので悪くはない。


林道に出る ここからが本格的な登山道 馬背岩


やがて二つ目の林道に出た。
ここらまで来ると景色が見えないから分からないが、結構標高も高くなっている気がする。林道の先にまた登山口がある。ここからは石段も多い。砥鹿神社が近いのか、鳥居なども結構出てくる。
そしてこの辺りは昔から保護されていたらしいが、その為かかなり大きな杉の木などが目に着く。歴史ある神社って感じがする。


岩も勾配もあり 大杉がたくさんある 山頂近くには鳥居も


最後の石段を登ると砥鹿神社奥宮に到着する。2時間程度だが、心地良い疲れがある。
お参りは後にして先に進む。奥宮の脇を進むと新たな建物があり、その前には何とも立派なご神木が聳えていた。「天狗の寄木」と言うそうだが、迫力あるものである。


砥鹿神社奥宮
奥にある建物
立派なご神木


さて山頂はここからまだ先にある。
そのまま大鳥居、広場を越えてさらに先に進むと赤い橋がある。山頂まで伸びているスカイラインを跨ぐ形になっている。この先登りを進むと、アンテナ群が現れる。
そこに本宮山山頂の印がある。
山頂付近はちょっとした広場になっていて、休憩にはもってこいである。また景色も中々で豊川市や三河湾まで見渡せる。中々の景色だ。


鳥居を越えて 山頂へ 景色もまずまず


山頂で休憩した後は往路をそのまま下る。
帰りに砥鹿神社を参拝。ここにこれまで本宮山を登った人の記録が、番付という形で張りだされているのだが、これが凄い。
昨年度一番回数を登った人は、672回。1日に約2回登っている計算だ。また山頂までの最短記録は26分25秒。名前は「トロイデハース」さんとなっているが、記録は決してトロくはないだろう。
ちなみにこの番付表、麓のウォーキングセンターにも張ってあるので来た際には是非見ておいて欲しい。

砥鹿神社で参拝をし、ゆっくりと下山へ。
もちろんだが、この時間でもそれはそれは多くの人が登って来ている。登山者のほとんどは老人なのだが、中には変わった人も見かける。
数度も山頂を往復している人、まったく手荷物(水も)なく歩いている人、練習だろうか大型ザックを担いで登っている人、更には小さなダンベルを両手に持って歩いている人も見かけた。地元の中学生がクラブか何かで登ってきたのは、微笑ましい。


山頂にはアンテナ群 行きには気づかなかった展望台 番付表


帰りは行きに気付かなかった展望台(東屋)も見つけた。景色もいい。
登山口まで来るとお昼の12時。往復4時間弱掛かった事になる。時間の割には気持ち良く歩けたのはさすが名山だ。
ウォーキングセンターまで戻り、近くにある次の吉祥山へ向かう。








110.吉祥山
    (標高382.1m)
登山日 2012年5月12日
登山時間 登山口⇒登山道案内⇒吉祥山山頂⇒登山口
(12:30⇒12:35⇒12:55⇒13:25 /約1時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 コースはあまり楽しくないが、山頂からの展望は抜群。この風景だけでも来る価値あり。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
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本宮山から吉祥山までは車で20分ほどであった。
登山口からは往復で1時間ぐらいとのことで、多少疲れはあったが登ることにした。
国道301号線から細い道を走り、新城カントリークラブの方面へ向けて車を走らせる。先程の本宮山とは打って変わり、人や車の姿はほとんどない。静かな里山だ。時々ゴルフ客の車は走るが、これがこれまで多く見て来た130山に思う。

12時半に登山口に到着する。
どうやら林道が登山口になっているようで、少し下った路肩に車を止める。さて出発。


吉祥山 登山口 最初は林道


最初はまさに林道を歩く。静かな山だ。人の気配が全くない。ただ少し暖かくなってきているので、虫や他の生き物には注意が必要だ。本宮山のようにたくさん人もいれば生き物も逃げて行くがここはそうはいかない。
5分ほどで「登山道」と書かれた標識を見つける。まあここに入ればいいのだが、ちょっと入口がジャングルっぽい。
躊躇っていても仕方がないので、突っ込む。

中は人ひとり歩けるぐらいの登山道になっている。踏み跡も十分あり迷うこともない。日差しがよく届いているのでいいが、曇りだったら滅入る道だろう。
少し急な勾配を登りきると林道に出た。どうもさっきの林道と繋がっているような気もしないが。。
すぐ目の前にさらに登山道が続いているので、そこに入る。


「登山道」との標識 杉林を歩く 林道に出てから再び登山道へ


ここからはさらに急である。踏み跡も先程より薄い。枝などが登山道を塞ぎ、ちょっと大変。
しばらく進むとやたら登山道の目印(ピンクのテープ)が張り付けてある場所に出くわす。ちょっと多すぎじゃないか?ここまでつけなくても迷う道でもないし、と思っているとどうやら違うようだ。

「盗掘は犯罪です」
と書かれている。盗掘?訳が分からん。不審者の車はナンバーを控える、とも書いてある。何を盗掘するのだろうか?金でも出るのか?よく見ると岩がたくさん散乱しているが、まったくもって何が出るのかは分からない。
まあ興味はないので先に進む。

しばらく進むとまた林道に出た。そしてまた登山道に入るのだが、そこに吉祥山について書かれた看板を見つけた。そこに書いてあったのは、
「比較的産出の稀な角閃石(かくせんせき)片岩が・・・」

とある。帰ってからネットで調べてもあまり良く分からなかったが、どうも深層部での圧力で一定方向に結晶ができた岩の事をさすようだ。詳しい人がいたら教えて欲しい。
さて、この辺りまで来ると「昆虫の森」とか「Cコース」とか言う標識が出始める。最初にはなかったものだ。どこかのハイキングコースになっているのだろうか。
そしてその前には壁のような木の階段が聳えていた。ちょっと躊躇うような階段だが、仕方がない。これを登れば山頂だと何故か思えた。


ちょっとしんどい・・・ テープ多すぎ・・・ これを登れば


ゼイゼイ言いながら登ると、やはりそこは山頂になっていた。
これまでの暗い山道が嘘のように、明るい朗らかな雰囲気の山頂である。他の登山者もいる。そして何よりここの景色が凄かった。


吉祥山からの眺め


独立峰なので景色は良いらしいようだが、ちょっと予想していなかったので吃驚した。山道がせこかったので、山頂もせこい、というかこれまでのように木々に囲まれた何もない山頂だと思っていたので、かなり驚いた。
周りの山が近い分、景色が迫力を持って迫って来る。すぐ横には朝登った本宮山が。そして遥か先にはGWに登った宇連山が。そのさらに遠くには南アルプスの雪山まで見える。
また、まだ未踏の130山(富幕山、大森山、城山、鳶ノ巣山など)の雄姿がはっきりと見える。素晴らしい景観だ。

しばらく景色を眺めながら写真を取る。
そしてやはりここは他にも登山ルートがあるようで、そこから数名の登山客がやって来ていた。今は新緑だが、また秋の紅葉の時期に来てみたい山だ(もうひとつのルートで)。紅葉の時期の山頂からの景色はまた格別だろうと思う。


吉祥山山頂 山頂は明るい雰囲気 景色の説明もある


帰りは来た道をそのまま帰る。
何故かヘビに3匹も遭遇し、ちょっと焦る。やはり低山登山はもう終わりの時期に来ていると思う。


今日は本宮山と吉祥山という二つの山を登ったが、どちらも色んな意味でよい山であった。
とても満足出来た山行であった。





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