TOP > その他の山 > 観音山、額堂山
2012年1月17日
日帰り


112.観音山
    (標高400m)

登山日 2012年1月17日
登山時間 財賀寺登山口⇒財賀寺本堂⇒観音山⇒財賀寺登山口
(09:10⇒09:30⇒10:00⇒11:00 /約1.5時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 ルート自体は非常に登り易いが標識などは少ない。眺望は山頂から少し。財賀寺と一緒に登りたい。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
(Amazonへリンクします)



最近低山登山が楽しくて仕方がない。
人の多いアルプスのような山でなく、訪れる人も少なくひっそりとしている山に妙に愛着を感じる。こんな山でもちゃんと山頂はあるし、登れば達成感もあるし、低山なのに雪山になっていたり、山道がボロボロになっていて苦労したり、標識がぶっ壊れていたり、そして思わぬ絶景が見られて嬉しかったりもする。地元付近で登れば気軽に行けるし、荷物も少なくて済むのもいい。
冬のカラッと晴れた日に登る山は本当に気持ちがいい。

と言う訳で、この1月は結構なペースで愛知の130山に登っている。
今日目指すのは観音山だ。まだ真冬なので設楽や奥三河はなるべく避け、安全に辿り着けて、そして登れる山を選びたい。観音山までは財賀寺と言うお寺へ向かい、そこから登ることにした。ガイドブックとは違うが、まあいいだろう。

今日は平日なので高速は混んでいるかな、、、って思いつつ名古屋ICへ向かったら、予想以上の渋滞に驚いてしまった。たらたらと走り、ようやく快調に走り出せた頃、音羽蒲郡ICに到着。しかし高速から見えた山々が白く雪化粧をしており、ちょっと不安になる。財賀寺へはナビが運んでくれて無事登山口に到着。予想通りと言うか何と言うか、昨夜雪が降っていたようだった。


雪化粧した観音山 財賀寺駐車場 文殊堂(左)と本坊(右)



財賀寺というのは、結構由緒あるお寺のようだ。

724年に聖武天皇の命により開かれたお寺のようで、平安期の仁王像や、室町期の仁王門は重要文化財にも指定されているとのこと。ただ残念ながら昨日(1/16)から改修工事が始まってしまっており、見学できず。。それでも阿弥陀如来や文殊様など御利益のあるお寺のようだ。


準備体操をしていざ出発。
文殊堂や本坊がある場所から舗装された道路を登ってゆくと慈晃堂に出る。参拝等は後でするとして先に進むと、長い階段が現れる。登るだけで厄払いになるという階段で、最初は男性のもの、そして後から女性用のものがある。それを超えると本堂に出る。
ここまで来るとそれまで気にならなかった雪が一気に現れた。本堂の屋根が真っ白になっており、ちょっと綺麗だ。少し写真を撮り本堂脇にある道から山の中へ進む。ようやく登山開始って感じだ。


慈晃堂 厄払いの階段 雪化粧した本堂



3歩ほど山中を歩いて一時撤退。
こんな早い撤退は初めてだ。とてもこのままじゃ歩けない事に気付いた。山中は雨であった。雨?こんなに快晴なのに。そう、昨夜降り木々に積もった雪が太陽の光を浴びて溶けだし、それが雨のようになって降っているのだ。予想外だ。青空も見えているのに、山中は雨なのである。仕方がないのでレインウェアを装着。低山を舐めていたのかザックカバーを忘れてしまい、カバンを抱えるようにして歩く。しまった。。

山中は本格的な雨で、あっという間にレインウェアはべしょ濡れ。登りが続いているので汗だか雨だかで濡れ濡れになってしまう。登山道自体はそれほど難しくない。ただあまり人が登っていないのか、足跡も迷わない程度についているだけだし、標識も少ない。迷うほどではないが。
しばらく登ると林道らしき道に出る。持っている地図とは何だか違うような気がするが、まあ先に進むしかない。木々が生えていない林道には結構雪が残っており、400m足らずの低山だが立派な雪山になっている。林道が尽きると再び登山道が現れた。


写真では分からないが「雨」が凄い 豊川自然道だそうだ 林道には雪が残る



ここからも登り、つづら折りのような登りが続いているのだが、それ以上に雨が辛い。雨に混じって溶け切れていない雪(氷?)も降ってきて状況はさらに辛くなる。登山道も歩き易く整備はされていないので、落ち葉やぬかるみに気をつけながら進まなければならない。
しばらくするとダムに向かう分岐点に出る。ここに道を標す標識があったのだが、初めて観音山の文字を見たような気がする。ここまで来るとかなり雪が残っており、気をつけて進む。

ここから結構急峻な道へと変わる。ただロープの補助などがあり、通常だったらそれほど苦労はしない。が、何せ雪やら雨やらでぐちゃぐちゃ。結構滑るので気をつけなければならない。

すると上から初めての登山客に出会った。軽装なおっさんなのだが、「いや〜、下るのが大変だよ。スニーカーで来ちゃったから」と言って下って行った。偉そうなことは言わないが、低山とはいえあまり山を舐めない方がいい。おっさんはレインウェアもなく体もべしょ濡れ。滑って転倒でもして動けなくなったら、もし誰も来なかったらあの人、間違いなく死ぬだろう。レインウェを着て、登山靴とストックでバランスをとりながら進んでいるこちらでさえ結構大変なのだから。


雨がなければ歩きやすい 山頂への分かれ道 最後の登り



先に進む。山頂まではそれほどの距離はなく、その後すぐに到着。
山頂も雪景色であった。これはこれで結構いい。南西方向に景色が見られて早い昼食をとりつつ少々休憩。雪山なのに汗が凄い。あまり長く休むと体が冷える。雪山は汗と冷えとの戦いだ。
山頂にある観音様に手を合わせて、下山。下る方が登る方よりも難儀だ。とにかく滑りやすいので気をつける。山頂付近は雨と言うよりは溶け切れていない雪の方がたくさん降ってきているのだが、下るにつれ完全な水となり濡れる。いやいや大変だ。


観音山山頂 山頂からの景色 その名の通り観音様がいらっしゃる



往復で1時間半ほどかけて登山口まで戻る。帰りに参拝をしようと思っていたので、お寺によってお参りをする。色々な仏像があって面白いのだが、気になったのが弘法大師がある慈晃堂である。

階段を登った奥に堂があるのだが、ここに「四国霊場お砂踏み回路」と言うのがある。後にネットで調べたのだが、「お砂踏み」とは実際の霊場にある砂などを持ち帰り、それを地中に埋めて参拝者がそこを通ることで霊場を周ったのと同じ効果を得られるとしたものだ。実際に四国八十八か所を周ると非常に時間がかかるのでこのようなミニ霊場がたくさん作られたそうなのだが、ここもその一つのようだ。便利なものであり、有難いので早速一周させて貰う。
ちなみにこの「四国霊場お砂踏み回路」。「回路」ではなく、「回廊」のような気もするのだが、まあいいだろう。


気をつけて下山 「回路」じゃなく「回廊」では? 八十八か所をこれでまわる


駐車場まで戻る。時計を見ると11時。予定外の「雨」に打たれたが、レインウェアのお陰で汗が乾けば体はドライ。まだ行けそうだ。と、言う訳で次の額堂山に向かった。






113.額堂山
    (標高420m)

登山日 2012年1月17日
登山時間 額堂山登山口⇒鉄塔⇒第一ピーク⇒額堂山山頂⇒額堂山登山口
(11:30⇒11:40⇒11:50⇒12:10⇒12:50 /約1.5時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 人が少ないようでやや道が分かり辛い。ピークが幾つもあるので間違えないように。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
(Amazonへリンクします)



額堂山登山口までは財賀寺より15分程度で着く事が出来た。ナビが大活躍。
登山口手前に駐車できるスペースがあり、停めさせて貰う。登山口自体は非常に分かりやすい。再び準備体操をしながら思うのだが、この登山口、雪まみれでさきほどの山行を思い出させてくれる。
でもこれからここに入ってゆくのがちょっと楽しみでもあるのだが。

登山道を歩き始めると、やはり「雨」である。そう天気は良いのだが、木々に積もった雪が溶けて山の中はまるで雨状態になっているのだ。まあ、これには先程の観音山でも同じだったので気にせず進む。
5分も歩くと覚道地蔵尊が現れる。小屋の中に置かれている。この小屋から更に林道を進むと鉄塔に向かう分かれ道があり、ここを進む(実はここまで来るのにちょっと迷ったのだが)。


額堂山登山口 写真には写らないがここにも「雨」が・・・ ここを登って鉄塔に向かう


ここらは木々が少ないので、道に雪がたくさん積もっている。無論、まだ今日は誰も登っていないようでまっさらの雪の上を足跡をつけて登る。気分がいい。水攻撃がなければ今日の登山は非常に気持ちがいいものである。ゴアテックスのウェアが擦れる音、親切の雪を踏みしめる音、冷たい空気、晴れた空。気分がいい。一歩一歩、歩くのが本当に楽しい。山をやっていて良かったと思える。

少し登ると鉄塔に出た。この辺りは木々が刈られているのか草しか生えておらず、お陰で眺望が良い。近くの山々もまだほんのり雪化粧をしている。薄い踏み跡を頼りに西へ向かう。
少し藪こぎをすると、いよいよ山の中に入ってゆく。ああ、やはり雨。ここも雨がしんしんと降っている。仕方がない。進む。
先の観音山以上に歩かれていないらしく、やや歩き辛い。足跡はしっかり分かるのだが、狭い箇所が多くて歩き辛い。


新雪の上を歩く 鉄塔下からは景色が良い 辛うじて踏まれた先を進む


5分ほどでロープが張られて行き止まりになる。??と思っていると、右手に道が続いている。良かった。
地図で確認するとここはどうやら第一ピークのようである。1m程の断層があるのだが、近くに砕石場がありそこが原因で崩れたとのこと。ちょっと怖いかも。
時々木につけられたテープを目印に北へと進む。確かに砕石場があるようで、ガンガンと結構な音がしている。
しかし足跡こそ分かる山道だが、倒木も多く何とも歩き辛い。無論歩き辛い最大の原因はこの「雨」なのだが。しかも偽ピークが多い。地図では第4ピークまであるそうだが、登っては下り登っては下りの連続となる。山頂を示すプレートがないので多分間違えることはないだろうが、ちょっと腹が立つ。


狭い道を進む 第一ピーク付近に1m程の断層がある 登山道には倒木が多い


途中第3ピークらしき場所を越えたあたりに、眺望が得られる場所に出る。確かに砕石場がある。ここからだと良く分かる。近くには色んな山が見える。名前などはあるのかな。
道を完全に塞いでしまうような倒木を進み、山頂直下の急な登りを上がると、ようやくピークに着く。片道40分。40分?時間以上に疲れた気がする。山頂を示すプレートにケルンが積まれている。ただ眺望はないし、ここも雨攻撃を受けるので、軽く食事をしてすぐに下山にかかる。


偽ピークが多い 道ないじゃん・・・ 額堂山山頂


下山を始めれば気が楽になり、少しは山の雰囲気を楽しめるようになった。このように条件が悪くてもやはり山は楽しい。
登山口まで30分ほどで戻り、今日の登山を終了する。もう一山行きたかったが、まあいいだろう。


帰りはやはり蒲郡に寄って、前回同様グリーンセンター蒲郡でみかんを大量に購入する。同じくラグーナ蒲郡で無料の足湯に浸かろうと思ったが、残念ながら今日はメンテナンス中で入れなかった。残念。
心地良い疲れの下、帰路に就く。

低山登山は本当に楽しい。





愛知の130山へ

TOPへ