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2009年6月7日
日帰り


4.八曽山
    (標高326.9m)

登山日 2009年6月7日
登山時間 もみの木駐車場登山口⇒同登山口 (09:05⇒13:20/往復約4時間15分)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 距離もそこそこで道も整備されており、滝や岩見山などの眺望も素晴らしい。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
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6月に入った快晴の日曜日、4番目の山に向った。
八曽山。前回3つの山と近い場所にあるのでアクセスは楽だった。入鹿大橋の脇の細い道を走り(本当に細い!)、しばらく走るともみの木駐車場に到着した。まだ9時過ぎだが、既に数台の車が停まっており、人気の高さが伺える。
駐車料金の500円を払うと、代わりに地図をくれた。いざ出発。

ここ八曽山がある犬山八曽自然休養林は、一部が東海自然歩道にもなっていて歩きやすい遊歩道が多い。最初の道もそんな平坦な遊歩道を進む。
山に来るたびに思うのだが、この森の中に入った瞬間に感じる空気の美味しさは、何とも格別なものである。これを感じた時、山に来たんだなあって、しみじみ思う。

てくてく歩くこと約30分、キャンプ場らしき場所に出た。八曽キャンプ場だ。ここまでは登りもなく、非常に快適に進めた。



もみの木駐車場(500円) 整備されて歩きやすい道 八曽キャンプ場


天候は非常に良いのだが、日陰を歩いていたため汗はほとんどでていない。いつもこうだと助かるのだが。。

キャンプ場にある案内の看板(地図があるやつ)の左手にある小川に沿って歩く。ここからは急な登りなので、ちょっと気合を入れて歩くことにした。

「暑い・・・」
これまでと違い、アスファルトに固められた道をひたすら登る。地図には登りとあるので仕方ないが、これはかなりきつい。上からと、アスファルトに反射した下からの強い日差しが、否応に体力を奪う。これまで楽勝ペースで歩いていたのに、ここで一気に体力を使わなければならないようだ。

しばらく歩いて、ふとおかしなことに気づいた。
ガイドブックによると、この先「川沿いに歩いて滝がある」となっているが、これだけ標高が上がると川があるとは考えにくい。しかも滝とは何だ?・・・間違えた!?
はい、間違えていました。間違えて車が通る車道を歩いていました。。なんてことだ。通りで登山らしくないと思った。。
急いで八曽キャンプ場まで戻り、道を確認する。
「あ!これだ!」
ありました。分かれ道に、小さく「八曽滝」と書いてありました。見逃した自分が悪いのだけど、それにしても体力、使った。。。



アスファルトの登り道 間違えてしまった麓の分かれ道
(右の細い道を行きましょう)
すぐに山登りらしい道になった。
やはりこうでなきゃ。


歩き始めてすぐに涼しい山道となった。ああ、やはりこれこそ山登りだ。直射日光に照らされ、火照った体が涼しくなってゆくのを感じる。
しばらく歩くと、八曽滝が現れた。18mもある滝だそうだが、中々のものである。ここでしばらく休んで、再び出発。ここまで1時間。道を間違えなければもう少し早く来れただろう。

ここからは結構な登りが続く。
道もこれまでの整備された道とは違って、少し荒くなるが、それでも歩きやすい方であると思う。10分ほどで視界の開ける場所まで来た。気がつくと、周りの山が下に見えており、結構登ってきたことが実感できる。直感的に山頂が近い事も分かった。
足場は少し悪い。粘土質のようなので、雨が降った後とは滑るかもしれない。やはりトレッキングシューズは必須である。

曲がった松の木がある。景色も良いので、一休みした。見渡す眺めは、これまでの疲れを飛ばしてくれるようだ。



道が悪くなる
曲松からのきれいな眺め
八曽滝(18m)


再び登る。
連続して登りが続くのでちょっときついが、まだエベレスト・トレッキングなどに比べれば酸素も多く大した事はない(結構疲れたが・・)。ペースもゆっくりなので、本当に山を感じることができる。

石垣を過ぎ、3体の石仏を過ぎると祠が現れた。
山頂だ。
10時50分、2時間弱で登頂成功。疲れが飛ぶ瞬間だ。
とりあえず写真を撮り、すぐさま降りる。ここも蜂がいた。どこの山頂でも蜂がいる。何でだろうか。

山頂の祠の裏側にある(行き方は一度少し降りて、小さな社がある左の小道を登る)場所は、もの凄く視界が開けており、休憩するにはもってこいの場所だ。風も涼しく、あまり蜂もいないので、ちょっと早いがここでお昼にすることにした。山登りは腹が減る。食べないと極端に力がでなくなる。山登りって本当に面白い。



3体の石仏。これが見られれば山頂はもう一息。 八曽山山頂(326.9m)! 山頂付近は風景も格別。
ここでおにぎりを食べた。


毎回の事だが、美しい景色を眺めながら食べるおにぎりは、もう格別としか言いようがない。まさに山登りの醍醐味。至福の瞬間である。
昼食後、下山する事にした。下山と言っても、今回はもみの木駐車場まで周回コースをとっているので、もと来た道ではなく新しい道だ。毎回こうだと面白いんだけどねえ。。

下りは楽である。足にこそ負担が掛かるが、楽である。快調に進む。
しばらくして、ヒノキ林に出た。下にはシダ(ウラジロ)が一面に広がる、ちょっと幻想的な風景である。そのシダの海を歩く。上を見ると高いヒノキの隙間からこぼれる日差しが、シダに当たり薄い黄緑色を作り出している。美しいと思った。初めて1眼レフを持ってこればよかったと思った。

ヒノキ林を過ぎ、再び小川を渡り、しばらく登るとちょっと広い林道に出た。11時50分。歩き始めて3時間弱、結構疲れてきた。

ヒノキとシダの道
広い林道に出る、結構暑い。。
ヒノキとシダが美しい景色を作っていた


林道は車も通れるぐらい広い道だったが、再び直射日光が当たり、暑い。
諦めて歩くことにした。しばらく歩いたのだが、次の目的地「厳頭洞渓谷」の看板が見あたらない。看板があったそれらしき道を右折したのだが、しばらく歩いてどうも違うような気がして引き返してきた。
しばらくうろうろとしたのだが、結局「厳頭洞渓谷」に向う山道を通り過ぎており、今日2回目の道間違いをしてしまった。この時間にこの間違えは痛かった。。行かれる方は気をつけてください。

しばらく歩くと小川が現れ、さらに進むと大きな岩がたくさん現れてきた。天狗岩とあるが、どうやらここらが「厳頭洞渓谷」らしい。なるほど。ミニ版だが確かに渓谷らしい(笑)。

この看板が見えたら行き過ぎ。戻りましょう。 あの小さな看板が正解。ここから山道に入ります。 「厳頭洞渓谷」付近



「厳頭洞渓谷」を小川沿いに進むと、左手に東屋(あずまや)が見えてくる。ここから登れば石見山に登る事ができる。
景色が良いとの事だったので、疲れていたが登る事にした。相棒は下で待っているとのこと。

最後に結構きつかった。
約10分だが、ひたすら登り。登り登り登り。しかも一気に行けるだろうと思い最初に飛ばしすぎて、息が上がり頭がくらくらしてきた。情けない。
ぜいぜい言いながら、ようやく山頂。
「わあ、すごい」

思っていた以上に景色は良かった。
何が良いって視界が360度なのだ。本当に遮る物がない360度。これまでで一番の景色だ。
いやいや登ってきた甲斐があったものだ。


石見山山頂 石見山からは360度の視界が得られる 八曽山(・・だと思う)



再び東屋まで戻り、先に進む。
20分程でもみの木駐車場に着いた。13時20分。2回道を間違えたので、4時間15分の長丁場になってしまった。
それでも歩ききった満足感と、心地良い疲れはやはり良いものだ。


もみの木駐車場・・・500円/1日




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