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2011年2月5日
日帰り


51.白岩山
    (標高630m)

登山日 2011年2月5日
登山時間 林道スズガタ線(駐車10:00)⇒登山口(12:40)⇒白岩山山頂(13:05)⇒登山口(13:25)⇒
林道スズガタ線(駐車13:50)
(全行程約4時間【道間違えの為】、スズガタ線からの往復約2時間【間違えなかった場合の所要時間】)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ時々曇
短評 林道長し・・・。登山自体は登るだけであっという間。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
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夏はヒルが出る山なので冬のこの時期に出かけることにした。前回は渥美半島の山を登り、大丈夫だろうと思い今回も出かけた。

猿投グリーンロードから国道153号線に入り、国道257線にぶつかる頃にはたくさんの雪を目にすることになった。先日降った大雪で愛知県でも都市部では雪が一時積もっていたが、そんなものはすぐに消え、ここ2,3日の10度を越す暖かさで忘れていたのだが、ここ設楽はまだ雪国の模様を呈している。道路にこそ雪はないが、端の方や影になっている山、畑などにはまだたくさんの雪が残っている。同じ愛知なのに全く違う場所に来た錯覚を起こす。

国道257線から国道473号線に入り、岩古谷山を過ぎてしばらく行くと、「林道スズガタ線」の分岐に出る。そのまま林道へ。この道はガイドブックやネットでも悪路として紹介されているので、迷うことなく初めの駐車スペースに車を止め、歩き出す。こんな場所でパンクや脱輪でもしたらえらい事になるので、念には念を入れる。
午前10時スタート。ここ設楽まではちょっと遠いので、どうしてもこのくらいのスタートになってしまう。
道には雪が所々残っているが、歩く分には問題ない。車ではノーマルタイヤではまず無理だろう。最低スタッドレスが必要だ。気温は1度ぐらいだが、風もなく、歩き始めて10分で暑くなってきた。雪がたくさんあるのに不思議感じだ。

静かな山で自分以外の物音が聞こえない。隣に川が流れているが、所々凍っており、水量も少ない。道に残った残雪を踏むと、ギュッギュッと音がする。意外にも車が走っているようで、踏み固められた雪がアイスバーンになっている。ここは歩くと危ない。よく滑る。
まだ朝夕は冷え込むようで、山から流れてくる水が凍り付いていた。自然の厳しさを感じる一方、美しさも覚える。


雪の林道 滝も凍る 長い林道・・・


それにしても長い。最初は緩やかな傾斜だった林道が、だんだん急になってくる。気のせいか雪の量も増えてきている。暑くなってきてウィンドブレーカーの前を開ける。
高度計で標高を確認すると、700mを超えていた。確か今回の山は山頂が630m。おかしいなあ。時々へんてこな数値を出す高度計なので、またブレが出ているのだろうか。駐車した時に高度をあわせるのを忘れていた。まだ登山口を示す看板が見えないので、先に進む。

低山登山の恐ろしさは、こういった「標識」の少なさである。アルプスのようにたくさんの登山者がいれば、自然とそういったものは整備されてゆくのだろうが、年に何人訪れるか分からないこのような低山では標識やその他の現地情報が極端に少ない場合が多い。今回もスズガタ線の看板はあったが、未だ白岩山の「し」の字もまだ見ていない。

突然、林道が舗装された。
舗装?そんな記載ガイドブックにもネットにも出ていなかったはず。しかも雪の量がどんどん増えている。標高は・・・800m!!かなり景色は良くなって気分はいいのだが、歩き始めて1時間半、どう考えてもおかしい。林道から登山口まで2.8km。ゆっくり目の時速3kmで歩いたとしても1時間あれば十分に着くはず。
そんな計算をしていると、突然道が途切れた。

途切れた?
そう、行き止まりなのである。近くまで行って確認したがやはり道はない。変な物資を山の上まで運ぶような機械があるだけだ。
なんてことだ。やはり登山口を見落としていた。時刻は12時近く。何て時間のロスであろうか。


陰では雪も多い 車止め?? 林道の行き止まり・・。標高850m!!


すぐさま引き返す。
これまでヒーヒー言って登ってきた上り坂を軽快に下る。雪が凍っている場所は慎重に、そして時計を見ながらちょっと早足で。
それにしてもおかしいと思った。
途中の道は中々普通の車じゃこれないような道だし、本にもネットにもない廃屋なんかもあったりして変だと思っていた。極めつけは車止めの鎖。途中で車が入れないように鎖がしてあったのだが、「冬場は通行止めになるのかな」程度にしか考えていなかった。何という能天気。

下って下って、標高600m。林道のそばにカモシカの子供(?)が現れる。実はこのカモシカ、登ってくる際も見かけたのだがまだいたようだ。少し警戒しているようでじっとしているが、ずっとここに居たのだろうか。どちらにしろ親が出てきて追いかけられるのも困るので、先に進む。野生動物はそっとして置くのがよいだろう。

12時40分、林道に行きには見なかった自動車が停めてある!近づくと中から人が出てきた。初老の登山者である。
「白岩山はここかね?」
こちらが聞きたかった質問である。看板は見つけたようで、車のすぐ近くにテープと共に立っている。全然気付かなかった。。完全に見過ごしていたようだ。


標高800mからの景色(泣) カモシカ(子供?) やっと見つかった登山口!


登山口の標識から登る。
本の記載通り、初めから「急」である。というか、一直線に山頂に向っているので、「登りのみ」と言った感じだ。
まあ、それでも悠久の林道歩きから解放されて、テープの印のある登山道を歩けるのでまだ嬉しい気持ちのほうが大きい。
さっきの初老の男性は、かなり元気でガンガン登ってゆく。上のほうから何やら話し掛けてくれるのだが、息が上がってしまって中々まともに答えれない。
きつい登りだ。狭くてきつい。それでも30分ほどで山頂に着いた。ようやく到着だ。

おにぎりをほお張り、男性と少し山の話をして下る。帰りは車に乗せてゆこうか、との誘いを受けるが林道を歩くとどのくらい掛かるか知りたかったので丁重に断った。さて、下山。既に13時を回っている。下山して、車に戻れるのは何時だろうか。
30分弱で登山口へ。そこから林道を歩く。下りの分多少楽だが、冬の日は短く、この時間帯でも陰になっている場所ではかなり暗く感じる。それに寒い。14時に車に戻ったとして、今日はこれまでか。以前行った「撤退を余儀なくされた御岳山」もこのぐらいの時間から向かい、ここ同様「林道地獄」を受け、結局山頂まで辿り着けなかった経験がある。しかも今は冬。もう限界だろう。


急な登り坂 白岩山山頂(630m) 下りも急


14時に車に到着。スズガタ林道、中々手強かった。。
今回のミスは大きかった。最低2山は登ろうと思っていたが、たったの1山で終わることになる。でもいい勉強になった。またひとつ教訓を得た。

「前をよくみて歩こう」





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