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2010年11月6日
日帰り


85.鳳来寺山
    (標高684.2m)

登山日 2010年11月6日
登山時間 表参道登山口(09:25)⇒本堂(10:10)⇒鳳来寺山山頂(11:00)⇒本堂(13:00)⇒登山口(13:30)
(全行程約7.5時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 長くなく短くなくちょうどいい距離。難易度は低いが、紅葉やお寺など見どころもたくさん。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

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アルプスのシーズンも終わり(泣)、再び愛知の山130の季節となった。低山は低山の面白味があり、これはこれでまた楽しみだ。
この秋第一発目は鳳来寺山に決めた。理由はまずまずの歩行時間に、有名な場所なので人が多いこと。今年は熊が多く出ており、こういった賑やかな場所が良かった。人にまったく会わない山もいいが、今の時期はここら辺が良いだろう。また、ちょっと早いが紅葉で有名な場所で、それも楽しみだ。

最近また少し気温が上がり、今日の予想最高気温は19度。普通であれば少し汗ばむぐらいだ。ちょうどいい。
県道32号線から紅葉祭りが行われている表参道登山口へ入る。トイレもある駐車場(400円)に止め、出発の準備をする。もう9時近いが、辺りの空気はひんやりとしておりすこし寒いぐらいだ。しかし天気は良く、駐車場からこれから登る鳳来寺山が良く見える。

駐車場から「鳳来寺自然科学博物館」を過ぎ、表参道登山口に着く。この辺りは古民家風の家が立ち並び、中々雰囲気が良い場所である。


鳳来寺山 駐車場(400円) 古い街並みが残る



まずは階段から始まる。苔むした石階段に、大きな杉の木が立ち並ぶ。至る所に仏像が立ち並び、山岳仏教の山であったことを感じる。山の名前にもなっており中腹にある鳳来寺は、703年、文武天皇の勅令により開かれた歴史ある寺である。130山きっての観光地でもあろう。

そんな山だが、表参道からの階段は1425段もあり、これを登るだけでも結構大変である。場所によっては壁のように石段が組まれており、先程までひんやりとしていた体に、うっすらと汗が出てくる。
結構息も上がってくる頃、ようやく鳳来寺山本堂に辿り着く。比較的新しい建物で、お坊さんがたくさん集まって何やらやっていた。


表参道登山口 古びた石段 本堂



少しおにぎりを食べ、先に進む。本堂の横にある東海自然歩道がこれからの道だ。この先に奥の院もあるらしい。
先程までの整然とした石段の代わりに、鉄製の階段や土の道が現れる。ようやく「登山」らしくなってきた。天気も良く、まだ葉も落ちきっていないので木々も見栄えが良く、歩いていても涼しいこの時期の登山は本当にベストシーズンである。
10時45分に奥の院に到着。
古びており中に入るような状態ではないが、この辺りから展望の利く場所が現れ始め、目を楽しませてくれる。


階段が続く ようやく登山道らしくなる 奥の院



奥の院から15分ほどで、鳳来寺三山頂に到着。ここまでは登山というより、階段を上ってきた「参拝」と言った感が強い。
山頂で写真を撮り、天狗岩を通って先程の本道に戻るコースに向う。
もうこの辺りで最高地点なので、これからはどちらかと言うと尾根歩きに近い登山道になる。秋の暖かい日差しと澄んだ空気、少し色づき始めたもみじなど、非常に清々しい登山である。

山頂から15分ほどで、天狗岩に着いた。
先程の奥の院から結構岩が多く、それが展望台になっている場所が結構ある。何でも大昔は海の底で、2000万年前の噴火でこのような山岳となったらしい。
天狗岩からの景色は抜群である。奥三河の山々が良く見渡せる。天気も良くて気持ちが良い。木造の休憩所もあるが、古びており現在は立ち入り禁止となっている。


鳳来寺山山頂 気持ちの良い登山道 天狗岩



ここからもゆるりと下りながら先程の本堂に向かう。
途中に「鷹打ち場」と呼ばれる展望台があり、ここからの眺めもまた抜群だ。鳳来寺山はこの他にもたくさん景色を楽しめる場所があり、登山をしていても楽しい。

さらに進み、12時半頃に東照宮に出た。
知らなかったが、何と日本三東照宮に数えられる国の重要文化財だそうだ。大きさ、絢爛さでは日光のものとは比べ物にならないが、でも迫力のある造り、神聖さはさすがに東照宮である。日光と同じく、家光が作ったそうだ。


「鷹打ち場」からの風景 トラバースしながら本堂へ 東照宮



しっかりと東照宮を堪能した後、本堂に戻ってきた。
ちょうどもみじ祭りが始まった頃のようで、少しお店が出ており賑わっている。五平餅を買って食べ、少し休憩する。近くまで車で来れるようで、普段着姿の人がたくさん歩いている。完全な登山スタイルの人はそれほどおらず、ちょっと浮いている感もある気がする。。
もみじも一部色づき始めており、今月下旬には綺麗な紅葉が見られるのだろう。人は多そうだが。

まもなく紅葉本番



再び1425段の石段に向かう。上りも大変だが、下りも結構大変。石段の幅も狭いので滑らないように気をつける。本堂の賑やかとは別に、大杉と古びた石段の参拝道は古寺の雰囲気を出してくれる。

13時半、4時間の登山を終える。駐車場には結構の車が止まっている。
難しくもなく、距離もそこそこあり、そして見どころの多い鳳来寺山は、130山の中でもかなりお薦めの山である。




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