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2010年5月16日
日帰り


97.竜頭山
    (標高752.3m)

登山日 2010年5月16日
登山時間 登山口(県道35号線付近)⇒竜頭山頂 (08:40⇒10:00/往復約2.5時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 登山口からしばらく続く低木が鬱陶しい。小竜頭からの眺めはなかなか。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
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ここのところ五月晴れが続いており、仕事でオフィスにいても山行のことばかりが頭を駆け巡ってしまい、「ああ、なんでこんないい天気に俺は仕事なんぞしとるんだ」と人様に知られたら蹴りのひとつでもいれられそうな思いを抱き続け、そして待ちに、待ちに、待った五月晴れの日曜日に飛ぶように130山へ出掛けた。今回は相棒が体調不良ということで、久し振りの単独行である。

1人ということで自由気ままに動けるので、今日は一日思いっきり山を歩こうと思う。気が済むまで山を歩いていたい。
選んだのは東三河にある竜頭山。ガイドブックではグレードCになっているので、一人で歩くにはちょうどいい。


国道420号線を走り、県道35号線に入ってすぐにある民家の間に、ひっそりと小さなバス停が立っている。これが「下小滝」のバス亭で、この正面が登山口につながっている。バス停の少し先に車を停めさせてもらい、青く澄み切った空のもと登山口に向けて歩きだす。

人の家じゃないのか・・と思うような場所を過ぎ、鉄板の橋を渡るとすぐに登山口を示す札が立っている。どんな場所でもこの立札を見つけると安心するものだ。案内に導かれるまま先に進む。
いきなりハード(笑)。侵入者を防ぐような倒木に落石。あまり歓迎されていないのかなあ、などと少し思ってしまう。小さな沢を超え、いよいよ本格的な登りが始まる。


まるで民家の中を歩く・・ 竜頭山登山口 歓迎されていないような・・・


最初は杉林。もう里山(低山)登山ではお馴染みのものだ。でも、はっきり言ってこの杉林は好きじゃない。好きじゃないどころか大嫌いである。暗くジメジメするは、杉の葉(細い奴)は滑りやすいし、山に生気が感じられない、、んで。
これを生業としている人もいるので仕方がないとは思うが、純粋に山として見たらあまり魅力のない山である。

まあ、それはいいとして、ここら辺結構急勾配である。
特に稜線らしき場所までの数十分。厭らしい登山道が続く。何が厭らしいかって、低木が多い茂るの登山道なのである。踏み後跡しっかりしているので迷うことはないだろうが、とにかく「藪の中に突っ込んでいく感じ」で登ってゆく。
坂も急なので一気に上がることもできず、自分の持久力と相談しながら足を上げて行く。
虫が嫌だったので一応、時々ズボンを確認しながら進んでいたが、稜線に出て改めて見てみると、なんとズボンに「でかいダニ」が付いていた。。。白いズボンだったのでよく目立つ。でこピンで取り払おうとするが、しっかりしがみ付いていて中々離れない。
晴天続きの5月だったからまだ良かったが、これが雨上がりの梅雨や、真夏だったらどんな虫がくっ付いて来るか分からない。里山登山の宿命か。。


杉林を登る 低木が道をふさぐ 気がつけば結構登ってきている


50分ほどで、「小竜頭」へ向かう分岐点に着く。こういうのを見ると一安心だ。
小竜頭へは後で行くとして、先に山頂を目指す。山頂までは30分と書いてある。ここからの道は楽であった。
スギ地獄も終わり、気持ちの良い稜線歩きのような登山道になっていた。天気も良く、木漏れ日を感じながらのトレッキングだ。さっきまでの暑苦しい低木道とはえらい違いである。新緑も美しく、いやいや気持ちがいい。

結局、分岐点から20分ほどで山頂に辿り着いた。時刻は約10時。1時間ちょっとで辿り着いた。
山頂は何もない。平らなので、標識などがなければ全く分からないだろう。座れるように木が置いてあるので、見過ごすことはないと思うが、ちょっと寂しい山頂である。
でも、山頂のプレートは良かった。

「登頂おめでとうございます!」

などと書いてある。大して登ってはいないのだが、なんか凄いハイテンションで褒められているようで面白かった。


稜線歩きは楽しい 新緑が綺麗 竜頭山山頂


少し休憩して、下山する。
なだらかな登山道なのでスイスイ足も進む。10分ほどで先程の分岐点まで戻ってきた。帰りはここから小竜頭へ寄る。
基本はなだらかな下りだろう。少し岩場もあり、歩き応えがある。10分弱で、小竜頭に出た。結構な眺めであった。


小竜頭から設楽方面を眺める


岩子谷山や大鈴山など、これまで登った設楽の山が良く見える。天気も良く、新緑も綺麗で登りの辛さなど忘れてしまうほどだ。
1時間ほどでも本当に高い所まで来れるのだと、改めて思った。

しばらく眺望を楽しんだ後、再び下山の途につく。
先程の分岐点、そして低木道を早足で駆け抜ける。長袖長ズボン、軍手に帽子は必須であろう。勢い余って一回転倒するも、大した怪我もなく、そして今回は虫の攻撃も受けずに無事下ることができた。

登山口の沢辺りまで来ると、返ってきた、、って気持ちが沸く。
往復2.5時間。さて、このまま次の彦坊山へ向かう。







98.彦坊山
    (標高538m)

登山日 2010年5月16日
登山時間 林道入口(県道436号線)⇒彦坊山山頂 (11:40⇒12:45/往復約2時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 途中から登山道を間違えて物凄い急勾配を登る。これが正規ルートならばグレードC。
難易度 (正規ルートなら難易度は不明)
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

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一度国道420号線に出てから南に下り、県道435号線、そして436号線に繋がった先に彦坊山へ繋がる林道への入口がある。
手前にちょうど車を停められるスペースがあり、しばらく停めさせてもらう。

ここからしばらく県道を歩く。アスファルトなので歩き辛い。すぐに左斜め前に伸びる林道を発見。どうやらこれが彦坊山へ繋がる道のようだ。プレートもある。
ここからは林道を歩く。道は、、、林道としたら悪い方だろうが、登山道と考えれば快適なぐらいであろう。木々や草々が迫って来る訳でもないし、虫もいないし、隣にはずっと沢が続いていて水の音が耳に心地よい。
10分過ぎ程度で、不動滝が見えてきた。なかなかの滝、そしてその反対側に不動尊が祭られている。軽く手を合わせて先へ進む。

駐車場から30分ほどで、彦坊山の登山口に着いた。林道も終わっており、木に印が付いているのですぐ分かる。
さて、ここからが登山開始ではあるが、とりあえず目の前にある壁のような登山道に気が重くなる。。


ここに停めさせて貰いました 県道から林道へ入る 登山口


最初は杉林。もはやこれはお約束。それはいいとして、この山、急勾配がきつ過ぎじゃねえか。。
とりあえず目印のテープを頼りに先に進むのだが、少し上がってはぜいぜいと息を整え、足だけじゃ危ないのでストックでバランスを取り、時には(普段あまりしない)木の根っこなどを掴んで上がる。いや這い上がるといった方がいいのか。
ガイドブックの地図や説明を読んでも、いまいちピンとこない。目の前にある道と随分違う気がする。。2,3度、目印のテープから外れて歩き、修正しながら進み、ようやく稜線らしき場所まで出てこれた。
この間約30分。これまで登った130山の中で間違いなく一番の急勾配であった。


さて、これから稜線歩きが始まるぞ、、って歩きだしたら、いきなりプレートが現れた。

「彦坊山 538m」

えっ?
えっ、山頂?山頂なの、ここ・・・?
木々に取り付けられたプレートを見ると、どうやら山頂のようらしい。でも、おかしい。ガイドブックの地図では、山頂に至るまでに登山道が大きく旋回している。トラバースするように山頂に向かっているのだ。でも、さっき歩いたのは、間違いなくまっすぐな道のみ。
とりあえずガイドブックにある境界線の番号を調べる。12番と13番の間が、、どうやら山頂らしい。
いきなり見つかったのが12番。そしてその先には13番。さらに進むと14、15・・・18、19番と続いている。どうやら先程の場所が山頂で間違いないようだ。

再びプレートのある場所まで戻り、山頂についた喜びをかみしめる。。
どうやらやはり登山道からまっすぐ山頂へ向かったようであった。通りで異常なほどの急勾配が続いていた訳だ。でも、テープも踏み跡も一応ある。多くの人がこの道を歩いているようである。


いきなり登り まるで壁のような登り・・・ 彦坊山山頂


さて、下山。
ガイドブックには「来た道を忠実に戻る・・」とあるので、やはり急勾配の道を選んだ。正規ルートの方が道は楽かもしれないが、先に通った道の方が知っている分、確実だと思いそちらを選んだ。
木々にしがみ付きながら道を下る。登山口に来ると13時20分。山頂から20分弱で降りてきたことになる。さすが直進しているので早い。
再び林道を歩き、車へ戻る。
これまで2山で、合計5時間経過。13時40分。近くにある御岳山は往復で1時間ちょっと(グレードA)らしいので、疲れてはいたが向かうことにした。



99.御岳山99.御岳山
    (標高663.5m)

登山日 2010年5月16日
登山時間 林道435線白石橋付近⇒御岳山山頂付近 (14:00⇒15:30/往復約2.5時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 林道長すぎ。。しかも山頂までたどり着けず・・・ 後日リベンジすることに。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
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県道435号線に入ると、左手に川が流れている。そしてすぐにその川に架かる白石橋があり、ここからはこの先に繋がる林道山中線を走る。
・・・と言っても、非常に悪路で普通乗用車ではちょっと怖い。
地図で見ても数キロだと判断し、路肩に車を停めてここから林道山中線を登ることにした。すでにこの時点で大きな間違いをしているのに、後になってから知らされた。

長い・・・
林道とあるので車が通れるほどの道であり、さして急な坂もないのだが、長い。。。とにかく長い。。長いこと歩いているのでガイドブックを見ても今どこにいるのかも良くわからないし(地図の道もくにゃくにゃ)、朝からの登山の疲れで少し朦朧としている。水も少なくなってきている。

とにかく林道を歩く。途中幾つかの分かれ道があったが、できるだけ大きな道を選んで進んだ。
あまりにも長いので時計で時間を確認すると、既に15時を回っていた。1時間以上も林道を歩いている計算だ。かなりのスピードで歩いているので、距離的にも結構来ているはず。
15時を過ぎると、日も随分と傾いてくるのが分かる。急がなくては。

さらにしばらく歩いてようやく、「御岳山」というプレートを見つける。この先にあるのか?
半信半疑で歩くことさらに20分、ようやく、ようやく御岳山への登山口が見つかった。長かった・・・ というより既に体力がない。夏のアルプスへ登山の為の体力作りなので、ここからさらに歩けるようじゃないとダメなのだが、、でも辛い。

ガイドブックには山頂まで20分とあるので、気合を入れて突き進む。
急じゃあああああ・・・

ご丁寧にもここでも道は急勾配。肩で息をしながら、少しづつ先へ進む。
ふと山頂らしき場所に出る。
「違う・・・なあ、ここは」

プレートがない。ガイドブックの山頂写真とも違う。
先に続いている道を見ると下っているようだ。。おかしい。ここなのか。しばらくウロウロとしていたが、結局山頂らしき場所は見つからず、ここだろうと決めつけて下山してきた。途中ずっとテープなどを確認していたが、分かれ道もなく道を間違えたようには思えない。
不安に思いつつも既に時刻は16時近いので、車に戻ることにした。


地獄の林道 果て無き林道 登山口


夕方の山というのは暗くなるのが早い。
夏至に向かって日は伸びているのは確かだが、それでも16時を過ぎると日の届かない林道などはもう薄暗い。ちょっと気持ちが悪かったので、かなり早足で林道を下る。

随分と長く感じた。歩けど歩けど車が見当たらない。焦りが出てくるのが分かり始めた時、ようやく車を発見。時刻は16時40分。本当にタイムリミットぎりぎりである。


結局、帰宅後ネットで検索してみると、自分は山頂に辿り着けていないことが分かった。。。
情けないが、敗退である。
ということでこれでは登頂したことにならないので、後日再挑戦することにした。1時間程度とタカをくくっていたが、山を舐めるものじゃないと改めて思った。
疲れによる判断不足、時間がないという焦り、そして事前情報をしっかり得ていなかった結果である。
反省とともに、いい勉強になった山行であった。


山頂、ではなかった。。。 無念・・・




御岳山リベンジ編はこちら


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