TOP > その他の山 > 金華山
2017年5月5日
日帰り

岐阜城


【ルート】
長良川無料駐車場 j瞑想の小路登山口 馬の背分岐 山頂(岐阜城) 七曲登山口 駐車場
主な山 金華山(329m)
行程 :日帰り
宿泊 -
難易度 :★☆☆☆☆
お勧め度 :★★★☆☆

【コース概要】
濃尾平野を眺めることのできる金華山。岐阜城がありロープーウェイも運行されているので片道のみの登山も可。山頂までの登山コースは幾つも有りレベルに応じて選ぶことが出来る。もっとも簡単なコースが今回下山時に利用した「七曲コース」。一番人気は登りで利用した「瞑想の小路」。どちらも難易度はそれほど高くなく、ファミリー登山にもってこいの山。


前日の5月4日は2年続けてのGWキャンプ。揖斐川町でキャンプを終え、帰りにずっと登って見たかった金華山に挑戦する事にした。もちろん愚息もいる訳だが、今年からは重いのでもう負ぶって登ることはできなくなっており、愚息には自分の足で登るよう指示をしている。前回の東谷山は何とか登りきったが、今回はちょっと難易度が上がる。さてどうなることか。

長良川沿いにある無料駐車場。こんなに広い場所が無料とは気前がいい。ただ広くてもさすがにGW。駐車場に着いたのは午前9時過ぎだが、既にほぼ満車。辛うじて空いたスペースに駐車が出来たが、これほど埋まるとは思っていなかった。

初めての場所なのでどちらに行っていいか分らなかったが、とりあえず皆の進む方向へ一緒に歩く。山の周りを囲むように川が流れ、橋などを超えて行くと突如「瞑想の小路」の看板が現れた。愚息の事を考えて行きも下りも「七曲登山道」を登ろうと思っていたのだが、地図も良く分からないし案内も全然ないのでここから登ることにした。さて愚息が登れるのか。


長良川無料駐車場 新緑の中、川沿いに歩く 瞑想の小路登山口


登山道は人気の山だけあって良く踏まれており、登りやすい。ちなみに金華山はひとつの山と言うよりは「一つの岩」と言った方がいいほど岩山だそうだ。「チャート」と呼ばれるこの岩は2億3000年前ほどの南半球の海底にいた放散虫というプランクトンが堆積してできたもので、それが長い年月をかけて移動し隆起したのがこの山だそうだ。気の遠くなる話である。とはいえその硬さは半端なく、まさに岩山の体をなしている。

さてこの瞑想の小路、「瞑想」と付くだけあって登山道には様々な諺(?)のような標識が掲げられている。ゆっくり一人で静かに登るのならば瞑想もできるかもしれないが、GWの人気登山道に常に目を配らせないといけない愚息。ちょっと瞑想している余裕はない。


良く踏まれており歩きやすい チャートと呼ばれる岩がたくさん 瞑想せよ


登山道自体はあまり傾斜もなくすいすい歩ける。ただずっと愚息の手をつないで歩いており、その速度はとてつもなく遅い。どんどん抜かれるし、人の邪魔にならないように常に道を譲っているので更に時間がかかる。まあ今日は時間はどれだけ掛かっても自分で「最後まで歩く」という目標があるのでそれに向けて頑張りたい。

幸い今日は快晴。事前の予報では曇りとなっていたが嘘のように雲ひとつない晴れが広がった。新緑に快晴。この時期の登山の大きな楽しみだ。
やがて「馬の背登山道」分岐点が現れた。この登山道は金華山の中でも一番の難所でその危険を知らせる看板が立てられている。ちょっと有名な看板。それがこれ。



分岐の看板


ここまで言い切る標識も珍しい。幼児には無理かもしれないが、老人は元気な人はわんさかいる。最近の若者よりも元気かもしれない。とはいえ、それほど危険なのは良く分かった。ひとりなら間違いなく馬の背へ向かったが、愚息がいるので無論「瞑想の小路」へ向かう。
少し休憩して、先に進む。

ここから先も岩が現れたり木の根があったりと、やはりそれなりの登山道になっている。登山口を履いてきて正解である。それでも割とスニーカーの人も多く見かける。見ているこっちの方がひやひやする。
愚息は愚息なりにびーびー言っているが、最後まで自分で歩くという約束を守って一生懸命頑張っている。今回のために買ってきた愚息用トレッキングシューズ(17cm)も足に合っているようで、滑らずに歩けているようだ。


馬の背分岐で一休み 中間地点 期の根も多くなる


この「瞑想の小路」は意外とビューポイントが多い。あまり期待していなかったのだが、突如現れる壮観な景色に心躍る。本当にからりと晴れた五月晴れに岐阜の景色が心地よい。


五月晴れに、 岐阜の景色が心地よい


さて、景色が良くなってくると大分山頂に近付いてくるのだが、比例してチャートの岩も多くなる。マップには「岩場」と記された部分に差し掛かる。傾斜もそれなりにある場所もあるので、気をつけて歩きたい。幸いトレッキングシューズに晴れなのでよいが、雨でも降っていたら転倒が怖い。愚息に気をつけてゆっくり進む。


岩場が多くなる 結構傾斜もある ビューポイントも時々ある


登り始めて2時間、そろそろ愚息の集中力が切れてきた。時々「歩かない」と言って立ち止まる。それでも何とか言い聞かせて先に進む。通り過ぎる他の登山者からは「頑張れ」と声をかけられる。それでも時々ぱたりと動かなくなる。まあこればかりは仕方がない。歩き始めてくれるまで待つのみ。





そして駐車場から歩き始めること約3時間、ようやく山頂にある岐阜城に到着した。愚息、良くやった。
時刻は12時半、降りつける日差しが痛いぐらいに刺さる。日陰を見つけて一休みと思ったが、山頂はこれでもかと言うぐらいに人の山になっている。日陰で座って休憩できる場所などほぼない。愚息と約束した自動販売機で冷たいリンゴジュースを買うと、すぐに涼しく座れる場所を探す。ちなみに岐阜城も人の列が出来ており、とても入る気にならない。また次回だ。


山頂にある岐阜城には長蛇の列 座る場所がないぐらい人だらけ 景色はいいなあ


しかし金華山山頂ってほとんど案内地図がない。通路も狭く人も多く、どこを歩いたら何があるのかさっぱり分からない。とりあえず通路の続く方へ進む。腹も減って来たので食事にしたい。ロープーウェイ乗り場は、レストランは?一体どこだろう?
その途中で見つけたベンチに座る。岐阜城がとてもきれいに見える場所だ。お腹が減ったのでここで食事。念のために持ってきたコンロでカップ麺を沸かして食べる。生き返った。。


美しい岐阜城


さて食事を終え休憩してからは下山にかかる。正直、疲れが見える愚息に「瞑想の小路」を下らせるのは難しい。と言う事で下山場所は変わるがもっとも難易度の低い「七曲登山道」を下ることにした。

が、その登山道の入り口がさっぱり分からない。全く山頂付近の地図や標識がないのでどこを歩いたらいいのか分からない。道は狭く、人がすれ違うのもやっとな場所も多い。レストランは大混雑。トイレの場所も分からない。ちょっと不親切さを感じるばしょだ。


どこに行っても人 レストランは入ることすらできない ロープーウェイを待つ列



そんな中でもレストランの上にある「展望台」に登ってみると、その景色の素晴らしさにちょっと感動した。


展望台からの景色


直射日光がかなり痛いが、この景色は素晴らしい。道三や信長が天下を目指し眺めた景色だろう。岐阜城には登っていないが、城からの景色も素晴らしいと思う。日差しは強いが風は心地よく、本当にここまで登ってきて良かったと思う瞬間だ。


景色を堪能する 晴れて良かった 新緑も美しい


さて、下山道。ネットで少し探してみたが分からなかったので、ロープーウェイの列の整理をしているお兄さんに尋ねてみると、非常に丁寧に教えてくれた。どうやらずっと進むとリス村があり、その横に登山道があるらしい。
リス村は人が多いせいかリストの触れ合いはできないようだったが、すぐに見つけることが出来た。そしてその横に「七曲登山道」の文字が!早速下る。

この七曲登山道、その噂に違わぬ難易度である。基本舗装道。時折土の道なども現れる。危険個所もないし、傾斜もひどくないのでまさに超初心者用、ファミリー用登山道である。この道なら登山靴よりもスニーカーの方がいいかもしれない。硬い路面は足の疲れを増長する。


リス村を向かって左が「七曲登山道」 基本舗装道 時折土が現れる


道は平坦で歩きやすい。そしてこの5月の気候。涼しくて気持ちの良い季節だ。ただ朝から歩き始めて既に5時間近く経っている。愚息もそうだが、大人も疲労が出てくる頃。愚息のフォローをしながらの登山なのでいつも以上に気を遣っていたのでかなり疲れてきた。この登山道歩きやすいが登山口までの距離が全く示されていないのでなかなか終わりが見え辛い。

時々「疲れた、足が痛い」と言って立ち止まる愚息に合わせてゆっくり歩くこと1時間15分。ようやく登山口らしき場所に到達。本来ならば往復でも2〜3時間。今回は往復約6時間、良く頑張った。

下って降りた場所は岐阜公園の端の先。正直登山口は見つからないぞこれ。途中岐阜公園から小さくなった岐阜城が見える。愚息に教えるとちょっと興奮して話を始める。結構歩いたもんだ。


平坦で歩きやすい 七曲登山口付近 岐阜公園から岐阜城を眺める


疲れた足に鞭打って駐車場まで戻る。間もなく16時だが、結構車は残っている。ナビを自宅にセットして岐路に着く。愚息は車に乗るとすぐに眠ってしまった。早く帰ってビールが飲みたい。




ルート所要時間
無料駐車場(09:35)→瞑想の小路登山口(10:00)→馬の背分岐(10:30)→山頂(12:20)→七曲登山口(15:15)→駐車場(15:45)【6h】




その他の山TOPへ