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2015年10月12日
日帰り


入笠山山頂より富士山を眺める


【ルート】
ゴンドラ入り口 ゴンドラ出口 展望台 入笠湿原 入笠山山頂 入笠湿原 ゴンドラ乗り場
主な山 :入笠山(1,955m)
行程 :日帰り
最低気温 :4度(ゴンドラ終着点)
宿泊 :-
難易度 :★☆☆☆☆
お勧め度 :★★★☆☆

【コース概要】
ゴンドラで手軽に訪れることができる入笠山。ゴンドラを降りて1時間も掛からずに2,000m近い山に登れるので、初心者にもお勧めできる。登山をしなくても八ヶ岳の展望台として最高の場所にあり、10月には雲海も見られるのでお勧めできる場所である。



久しぶりに山に行くことにした。
まだ小さい愚息がいるのであまり本格的な山には行けないが、ふと見つけた入笠山という山は途中までゴンドラで行ける山なので行って見ることにした。10月は運が良ければ雲海が見られるし、少し早いが紅葉もあるそうだ。場所は南アルプスの北側。名古屋からだとちょっと遠いが、車で向かうことにした。

出発は前日の夜。今回は経費節減のために「下道」で山に向かう。
ナビは本当に有難いもので、このような無謀なリクエストにも文句の一つも言わずに答えてくれる。夜の10時に出発した車は、少し休憩を経て午前3時半に入笠山の駐車場に到着した。最近おっさんにはこの徹夜の運転もこたえる。あんまり無茶はできんなあ。。。




入笠山でゴンドラを運航しているのは富士見パノラマリゾートというところ。ここが10月の土日のみ「雲海ゴンドラ」と称して、早朝5時半からの営業を行っている。早目に到着したので車の中で仮眠していたのだが、その早朝営業の為か朝の5時には大型のライトが点灯され駐車していた場所が一気に明るくなってしまった。仕方なくゆっくり準備を始めると、他にも結構車が止まっており幾つかはテントも張られていた。この時期ならそんなに寒くないので車内よりテントの方が快適かもしれない。

特に急ぐこともないので6時頃ゆっくりとチケットを購入し、そのままゴンドラ乗り場まで歩く。もともと冬はスキー場のようでゴンドラ乗り場まではゲレンデを横切るように歩いて行くので結構距離がある。


富士見パノラマリゾート駐車場 チケット売り場 ゴンドラ乗り場


大きなゴンドラがやって来る。愚息が少し吃驚している。それほど混んでもいないのでゆっくり乗り込む。
ゴンドラは勢いよく山の斜面を上がってゆく。後方には大きな八ヶ岳が聳えている。標高が上がる毎にその八ヶ岳の姿がはっきりと見えてくる。ちょうど日の出の時刻。残念ながら雲海はほとんどなさそうだが、晴天なので景色は良い。


9人乗りのゴンドラ 八ヶ岳が大きく見える 終着点は寒い


15分ほどでゴンドラ終着駅に着く。降りるとちょっと冷え込んでいる。4度だそうだ。真冬並みである。
とりあえず人が歩いている方へ向かう。ちょっとした売店があり、その先に道が続いている。看板には展望台の案内がある。とりあえず雲海っぽいのが出ているそうなので、向かって見る事にした。
5分ほどの軽い下りを進むと、展望台らしきものが見えてきた。八ヶ岳が正面に見渡せる「八ヶ岳展望台」だ。夜に降りた露が凍って滑りやすくなっているので気を付けて歩く。


展望台方面へ歩く 八ヶ岳が大きい 八ヶ岳展望台


雲海が出ていればここからの眺めは凄いのだろうが、生憎今日はほんの少しだけであった。それでも十分に美しい景色だ。


八ヶ岳展望台より山梨方面を眺める



ちなみにこの辺りは「入笠すずらん山野草公園」というらしく、8月頃には色んな高山植物の花々が咲き誇るそうだ。今は10月なので枯れ草だが。
またよく分からんが、ここは恋人の聖地に指定されているらしい。よく分からん。


その後は一路、入笠山山頂を目指す。愚息はなかなか歩こうとはしないので、抱っこして進む。
15分ほど杉林を進む。太陽は出ているが、日影に入ると少し肌寒い。10月は山の上では冬並みである。さらに進むと「入笠湿原」に出た。ここは木製の遊歩道が整備されているが、日陰になっている部分はまたしても凍っており非常に危険。愚息を抱っこしているのでゆっくりとすり足で進む。

残念ながらここも枯れ草の山。8月なら綺麗な景色が広がっていると思うのだが、仕方がない。湿原を超えると山彦荘という小屋に出た。少し日が当たるので暖かい。


杉林を進む 入笠湿原 山彦荘


少しトイレ休憩を取り、さらに進む。少しずつ木々も色づいているのだが、まだ紅葉と言うレベルではない。天気がいいのが幸いだ。10分ほどでまた「御所平のお花畑」という枯れ草一面のエリアに到着し、さらに進むとマナスル小屋と言う小屋に出た。8月だったら色々と草木が楽しめる場所である。この時期は無理だが。


日が当たると暖かい 紅葉まではもう少し 枯れ枯れの「御所平お花畑」


ここからようやく登山らしくなる。傾斜も少しきつくなり、足場も気持ち荒れてくる。
ここで大変なことに気付いた。抱っこ紐を忘れたのだ。つまり愚息は既に気持ち良く寝ているのだが、これを手で抱っこして登らなければならない。両手が塞がれる上、登っていると眠ってしまった愚息の頭やら腕やらが四方八方に飛び大変なことに。しばらく登ったがちょっと大変なので、登山用の長めのタオルで愚息と体を縛る事にした。これが意外と行ける。応急処置だが、これで大丈夫だ。

更に進むと分かれ道が現れる。「岩場コース」と「岩場巡回コース」だ。一人なら間違いなく岩場コースに向かうのだが、愚息と縛られたこの姿を見れば「岩場コース」など向かったらお叱りを受けるだろう。巡回コースに進む。


ようやく登山道らしくなってきた 左が「岩場巡回コース」右が「岩場コース」 全体的に歩きやすい


登山道は一部急な部分もあるが、全体としては緩やかな道が続き非常に歩きやすい。初心者コースを謳っているのも頷ける。標高も2,000m近くあるので夏に来ても虫なども多くなくて快適だろう。ゴンドラがあるので冬でもいいのかな。

やがて山頂が見え始めてきた。景色がすごい。


山梨方面を眺める



本当に景色が良い。本当に色んな山々が見渡せる。中央アルプスに南アルプス、北アルプスも見えるのかな。それに大きな八ヶ岳。更には富士山も見えるのは凄い。下はパノラマ写真。





でもちょっと風が強すぎて寒い。しかも寝ている息子を降ろしたら、大泣き。。
風が強すぎて山頂でゆっくり休憩している人はあまりいないのだが、それでも大声で泣くので軽く写真を撮って撤退。迷惑をかけられないしなあ。


諏訪湖も見える 富士山! 入笠山山頂(1955m)


帰路は登ってきた道をそのまま戻る。結構たくさんの人が山に向かって歩いている。3連休中だし、登り易いので人も来るのかな。
帰りはようやく機嫌を直した愚息も自分で歩き出す。圧倒的に年配の方が多いのだが、みんなに声を掛けられていた。お菓子を貰ったりもしている。子供の力ってすごい。





ゴンドラ乗り場まで戻ってきた。
ここで名物だという「ルバーブソフト」なるソフトクリームを購入。ここらはあまり風もないので、歩いて火照った体には冷たい物も美味しく食べられる。
味は甘酸っぱい感じかな。「ルバーブ」とは、富士見町の特産で食物繊維をたくさん含んだ健康食品だそうだ。味はまずまずだが、ソフトクリームでも健康食品なのかな。八ヶ岳を眺めながら食べる。


来た道を戻る 八ヶ岳がきれい ルバーブソフト


休憩を終えてからゴンドラで下る。
ゴンドラからもきれいな景色が眺められる。下を見るとマウンテンバイクで滑走している人が結構いる。自転車ごとゴンドラに載せられるようで、たくさんの人が自転車を楽しんでいるようだ。夏に冬に入笠山は本当に頑張っている印象がある。


ゴンドラを降りて出発地点に戻ってきた。
戻って来ると3連休の間は秋の感謝イベントを行っており、ゴンドラ購入時に貰ったゲームの参加券があったので挑戦してみる事にした。色々やったがジャガイモやジュースなどの景品を貰えた。しかもソフトクリームの無料券も。もちろん「ルバーブソフト」。。さっき食べたばかりなのに。。

ソフトクリームは近くのレストランで貰えるので、ちょうどいいのでここで食事もとる事にした。
頼んだのはやはりそば。この辺りは名産だし。でもこれが予想以上に美味しくてびっくり。ワサビも生なのかたくさん入れも香りはしっかりあるのに全然辛くない。とにかく美味しかった。


MTBも多い 秋の感謝祭 ざるそば


お目当てだった雲海こそあまり見れなかったが、子連れで気軽に登れる入笠山は結構お薦めの山である。
乳児や幼児がいてなかなか山に繰り出せない若いお父さんには、久し振りに山に触れられるいい場所だ。湿原の時期にも来てみたいと思う。

こちらの山行はたびねすでも記事を書いています



ルート所要時間
ゴンドラ乗り場(06:15)→八ヶ岳展望台(06:20)→入笠湿原(07:10)→入笠山山頂(08:15)→入笠湿原(10:20)→ゴンドラ乗り場(11:15)【5h】





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