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はじめに
山は楽しいですよ♪
普段はテレビや雑誌でしか見られない様な美しい景色、美味しい空気に山の水。体を動かした後の食事の美味しさ。星空や朝焼けの景色。大自然に包まれる最高の遊びです。
でも楽しい半面、厳しさがあります。夢のように楽しい時間を過ごせる時もあれば、修行者のような厳しい苦行を強いられることもあります。また、ちょっとした油断で死に至ることもあるでしょう。
ここでは「山・初心者」の管理人が感じた山の登り方を書いておこうと思います。山に行く理由はいろいろあるとは思いますが、ここが今後のみなさんの山行に役立てばと思います。さて、山を楽しみましょうか。




■メニュー 山選び 装備 食事 山の危険 いざ、山へ!



山選び
適切な山
山は決して難しいものではないと思います。必要な事を順番に覚えてゆき、それに見合った体力があれば難しくはないと思います。でも、例えば管理人のような素人がいきなり冬のアルプスに行っても、酷い目に合う事は目に見えています。少しずつステップアップしてゆくのが最善だと思います。

Step1
>山が初めての人
低山登山ではよく杉林を歩く。林業と大きな関わり
があるのだが、登山道としては面白みに欠ける。
近所にある低山(ここでは1,000m以下とします)でまず足を慣らしましょう。低山でもアルプスの山でも山は山。山で得られる楽しさには違いはありません。山行の計画や装備の確認、歩き方などいろいろ学べる事はあります。

そして、低山とは言え危険はいっぱいあります。日帰りでも最低限の準備はして入山してください。本当に勉強になる事はたくさんありますよ。
季節は夏以外がお勧めです。夏の低山は、暑さ、虫など登山には適しません。それでも行く場合は、多めの水と虫対策はしっかりした方がいいです。低山も数をこなすうちに、水の量などもどのくらい必要か分かるようになってきます。また冬場に雪があるような山は避けた方がいいです。

Step2
>アルプスへ
安全なコースなら初心者だってアルプスの雄大な景色
を堪能できる。でも多少の経験は積んだ方がいい。
近所の低山で経験を積んだら、日本アルプスなどの高山にも挑戦しましょう。
アルプス山行はまさに登山の醍醐味。美しい風景や美味しい空気、衣食住のすべてを山で体験できるテント山行など楽しみ方は幾つもあります。宿泊が伴わなくても日帰りでも十分楽しめるし、コースも初心者用なども多くあります。

ただ危険が増えるのも事実です。高度が上がれば気温が下がりますし、山が深くなれば遭難の危険性も増します。また熊などの動物に遭遇する確率も増えます。
低山登山で培った経験や技術は、多くはそのまま高山でも通用します。難しく考える必要はありませんが、登山口までの移動手段や、エスケープルート、登山計画などしっかり準備をして、山の醍醐味を味わいましょう。

Step3
>雪山
雪山はまだ管理人も未経験なので書けません(泣)。レベルアップしたら書こうと思います。
それまでしばしお待ちを!

Ohter
>海外登山
高所でも特別な技術が要らないトレッキングなどは、
誰でも始めやすい。ただ多少の英語力は必要。
海外の山と言ってもピンキリです。ど素人でも行けるような山から本格的な山まで。基本は国内登山と変わりません。トレッキングなどは、割と初心者でも手軽に始められるコースも多いので、探してみるといいかもしれません。手軽な山歩きで、7,000mや8,000mの山々を眺めることもできます。

ただ、外国人が多く行くような山では英語力が求められます。ガイドとの会話やその他交渉もほとんどが英語です。ただ、難しい言葉は要らないので、基礎英語だけ覚えておきましょう。何なら単語レベルでも構いません。
その他、文化への理解も必要です。日本では当たり前の事が海外では違ったりします。食べる物なども違うので注意したいです。




登山計画と準備
さて、目標の山が決まったら、早速登山の準備をしましょう。

■登山計画
低山登山でもアルプス登山でも計画は大切です。登山口までの移動手段から始まり、地図と睨めっこをしてルートや歩く時間数、宿泊があるなら宿(テント場)などの情報を考えて計画を立てます。計画が数日に及ぶ場合には予備日を設けるといいです。登山地図には危険個所にはその様な記載がありますので、最初のうちはなだらかで比較的優しい道から歩くことをお勧めします。日帰りならまだしも、数日間に及ぶ登山では予定通りに行かないこともあるので、その様な際の対処法なども考えておきましょう。
また登山計画表を提出できる山には必ず提出しておきましょう。

 ⇒登山計画書(長野県警のページへ)

また、計画書の出せない低山であっても、家族の人に行く山の名前や場所、帰宅時間などを伝えておくと安心です。まだまだ携帯の繋がらない場所は多くあります。低いから、近いからと言って油断せずに準備しましょう。




道具
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ここでは管理人が使っている装備を紹介します。登山の道具は命にかかわります。厳しい自然の中でも人間が活動できるのは、登山道具のお陰と言っても過言ではありません。一般のものに比べて高価な物が多いですが、何年も使えますし、命にかかわる事なので装備はしっかり揃えましょう。
以下に代表的なものをシーン別で挙げてみました。

■装備例

    
日帰り登山の場合
シャツ 長袖シャツ 防寒具(上着) レインウェア(上下) 靴下
手袋 登山靴 ラッチ、ライター 行動食(+非常食)
ザック 雨具 ライト 地図 コンパス
応急手当一式 時計 タオル
 
※太字は特に大事なもの ※それぞれの詳しい説明は「装備、あれこれ」へ
ここに挙げたものは最低品です。この他にもストックや帽子、携帯電話などあると便利な物もたくさんあります。水などは水場で補給できる場合もありますが、低山登山などではできるだけ自分で持って行くようにしましょう。
またザックの目安ですが、管理人は以下の容量位と考えています。
  ・日帰り 〜30L  ・小屋泊 〜50L  ・テント泊 50L〜
水。これが一番大切。 地図。低山登山でも必須。 ライト。日が暮れる前に下山。 レインウェア。雨の日も快適。



    
小屋泊の場合
替えの衣類 目覚まし時計
日帰り登山の装備
 
日帰り登山の装備にプラスして持って行きます。小屋泊の場合はほとんど宿泊に必要な物はそろっているので、特に追加で準備していくものはありません。素泊まり(食事なし)の場合は、小屋で食べるのか自炊するのか事前に決めておく必要があります。
着替え。2日位ならなしでも。 目覚まし。時計や携帯で代用可。



    
テント泊の場合
コンロ コッヘル(食器) テント グラウンドシート マット(テント内用)
寝袋 シュラフカバー テント用ライト 食材
日帰り登山の装備
※それぞれの詳しい説明は「装備、あれこれ」へ
食事をすべて小屋で済ませる人は、コントやコッヘルは要りません。テント泊にするだけで数キロ荷物が重くなりますが、衣食住すべてを背負って山を歩き、布一枚で自然の中で眠る山行はきっといい思い出になるでしょう。
テント。必ず登山用を用意。 寝袋。ダウンがいいかな。 コンロ。ガスはちょっと割高。 コッヘル。お好みに合わせて。



■服装
レイヤードを覚える
速乾性シャツ
長袖フリース
インナーダウンジャケット
モンベルの「U.L.ダウンインナー
ジャケット」。12800円。小さく折り
畳めて非常に便利。保温性も抜
群だが、水には弱い。
レインウェア
モンベルの「レインダンサージャケ
ット&パンツ」(現在廃盤【泣】)。そ
れぞれ16,000円、10,800円。ゴアテ
ック製の優れもの。
レイヤードとは重ね着の事です。要は暑くなったら脱ぎ、寒くなったら着ると言う事です。これが基本だと言われています。
山の中では標高が変わる度に、天候が変わる度に、風が吹く度に、休憩する度に、気温(体感気温)が変わります。暑さはまだいいとしても、寒さを感じるようになると危険です。また汗をかいてしまうと、風などですぐに体感温度が下がってしまい体を冷やすので注意が必要です。ダウンなどは特に水分に弱く、湿り易いので注意しましょう。

○アウト、ミドル、インナーの3種類
一般的に登山のレイヤードは「アウト、ミドル、インナー」の3種類かと思います。アウトはウィンドブレーカーのような風をさえぎるもの、ミドルはフリースのような保温性の高いもの、インナーは汗などを外に放出するような素材のものがいいようです。もちろんそれぞれの好みでいろいろ変えてもいいです。今は化学繊維の物が主流で、ゴアテックスのように汗は放出し、雨水は通さないと言った素材がたくさん出回っています。コットンだけはよくないです。肌触りは良いですが、何せ水分をたんまり吸い取りますから。

また夏場の登山は半袖でも構いませんが、ケガや虫、日差しの事を考えると長袖の方がいいです。日が落ちると急に冷えるので防寒具も必須です。面倒でもこまめに服装の調節をしましょう。無理や我慢は厳禁です。

○雨具
山で大切なものと言えば必ず入る品。
登山を本格的に始める前には「たかが雨具」と思っていましたが、山を知れば知るほど雨具の重要性が分かってきました。山で辛いものと言えば「寒さ」です。凍傷や低体温症の原因は寒さです。急激に体力を奪い、登山者を苦しめます。そして、その「寒さ」の原因は雪や雨や風があります。雨具はこの寒さから我々を守ってくれる重要なアイテムです。
傘よりもレインウェアを用意しましょう。
傘をさして登山道を歩くのにはちょっと無理があります。上半身下半身を覆うレインウェアがベストです。生地は現時点ではゴアテックスが主流です。これは汗を外に逃がし、雨水を中に入れないという優れものです。ビニールのレインウェアでは蒸れてしまい、山ではべとべとになってしまいます。ただ、ゴアテックスは高価なのがネックです。上下セットで安いものでも2万円ぐらいはします。とは言え、一度買えば数年は使えますので、ケチらずにしっかりした物を揃えましょう。


■登山靴(トレッキングシューズ)

最も気を遣う装備
登山靴
モンベルの「GORE-TEX ツオロミ
ーブーツ」。16,800円。ゴアテックス
製で水に強い。だが足に合わず、1
年でお蔵入り。。。。
登山靴
ザンバラン社の「フジヤマ」。皮製。
最初からあまり違和感がない。使い
続ける事で足に合って来る。ただし
は張る。
登山靴には一番気を遣います。いきなり足にしっくりくるものもあれば、何度使おうが合わない靴もあります。登山中に足が痛くなると非常に大変なので、靴にはじっくり時間を掛けたいです。当然ですが、スニーカーはやめましょう。
ハイキング程度の登山ならローカットでも大丈夫ですが、低山でも足場がしっかりしていない場所や重い荷物を背負った時には、ハイカットがいいと思います。足首が固定され、安定して歩けます。また内部が濡れると乾きにくいので、ゴアテックスや革などの水に強いものがお勧めです。

靴の選び方ですが、、、これはかなり難しいですね。
大手アウトドアメーカーなどでも、相談した店員さんが新人とかだと「マニュアル的なこと」しか言ってくれず、いい靴を選べるとも限りません。色々なサイトでは「試し履きを30分以上しろ」とかありますが、室内の試し履きと実際の激しい山道を何時間も歩くのでは、体験上それにどれだけ意味があるのか分かりません。無論履かないよりはましですが、ある程度試し履きをしたらあとは「運」によるところも大きいのではないでしょうか。スゴ腕の店員さんに巡り合えればいいのですが、それもまた「運」でしょうか。

値は張りますが、革靴の方が長い目で見た時に足にしっくりくるような気がします。足の形に変化してくれるのもいいですね。値は張りますが。


●ネットでの購入はナチュラム
アウトドア&スポーツ ナチュラム
インターネットでの購入はナチュラムを使っています。平日や雨の日でも家でゆっくり買えるのがいい。ポイントも貯まるし、時々意外に安く出ていたりして時々チェックしている。ウィッシュリストに欲しい物を入れておくのがおススメ。
ただ、輸送に時間が掛かるのは、ネット購入の宿命か。。



食事
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食事は登山の中でも、最も楽しみなものの一つです。一日の登山を終え食べるご飯のおいしさ、ビールのうまさは歩き切った者にしか味わえません。また「消費したエネルギーを食べて補給する」と言った人間の生きる為の基本的な行動を、面白いように実感できるのも登山の魅力です。毎日時間が来れば食べていたご飯が、山ではその本来の意味を感じることができます。
その他、行動食など色々な「食」について書いてみます。


日帰り登山の食事
登山ルートに小屋などがあればそこでとってもいいですが、低山などの場合はほとんどが弁当になります。自分で作ったりコンビニなどで購入しましょう。登山中は一度の食事にたくさん食べるのではなく、途中で行動食なども食べているので食事の際の量は少なめでもいいかと思います。食べ過ぎると歩くのが結構大変になります(笑)。

宿泊を伴う登山の場合
インスタントラーメン。乾燥系は長
期保存がきいて便利。
おやつ。甘いものばかりじゃなく
塩味のものも食べたくなる。
【小屋】
日帰り登山同様、小屋を利用できる場合にはそこで食べるも悪くありません。1食1,000円以上する場合がほとんどですが、山の中とは思えない豪華な食事を楽しむ事が出来ます。
【テントなど】
小屋で食べない、小屋がない場合には自分で担ぎあげなければなりません。テント泊がそれに当たると思います。食べる基本は日帰り登山と同じで、行動食でエネルギーを保ちながら食事を食べる形になります。
テント場(幕営地)に到着したら、テントを張り、さっそく調理にかかります。食事は山旅の楽しさを左右するほど大きなものですので、事前の準備などをしっかりしておきたいものです。基本は生の物から食べてゆき、保存の効くものは登山の後半に食べるようにします。
水などは近くに無料の水場があればいいのですが、ない場合は大抵小屋で買う事も出来ます。また高地になると水の沸点が変わるので低温でしか調理できない事もあります。その他、米を炊く場合には事前に長く(30分は欲しい)水に漬けて置いた方が失敗が少なくなります。
後片付けには注意が必要です。小屋などに流しのような場所があっても、汚れを洗う事は厳禁です。残飯を捨てるのももってのほかです。ティッシュなどできれいに拭きとり、ゴミは持ち帰りましょう。

行動食
非常食・行動食
ドライフルーツや果物、お菓子など。
行動食はいつでも食べられるように。
非常食は傷みにくいものがいい。
行動食とは、登山中に食べる食べ物の事です。色々な物がありますが、ドライフルーツやお菓子、カロリーメイト、時にはおにぎりなどもそれに当たります。
行動食を食べるのは、登山で失ったカロリーをその都度補給してゆく為です。カロリーがなくなると(お腹がすくと)、本当に動けなくなります(シャリ切れ)。動けなくなるだけでなく、疲労感も増し、さらに思考能力も低下します。ロクな事がありません。どのような物でもいいのですが、ポケットなどに入れておいて、いつでも気軽に食べられるようにしておきましょう。この「気軽さ」が結構重要です。
また、行動食と聞くと「甘い物」を連想しがちですが、甘いものと同時に「塩分」が摂れる物も一緒にあるといいです。汗と一緒にかなりの塩分が流れています。せんべいなども手軽でいいでしょうか。

非常食
文字通り「非常時に食べる」食事です。できればこれにお世話になりたくはないのですが、遭難時などに体力を保つためには必ず必要です。
宿泊の登山はもちろん、日帰りの低山登山にも必ず携帯しましょう。行動食とはまるで性格の違うものですので、覚えておいてください。
食べるかどうか分からないものなので、保存が効き、軽くて、そしてカロリーの高い物が理想です。選別と言う意味では行動食とかぶるかも知れません。



食事
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死なない為に危険を知る
山の世界は「非日常」の世界です。地上では当たり前にある物、例えば水とか暖とか医療とか、そういったものがいつでもあるとは限りません。そしてそれがなくなった時に、人は死を感じます。
ここでは山での危険について考えてみます。まず山で死なない為には、危険を知ることが先決です。無事に帰ってこれた山行でも、意外と危険と隣り合わせだった事もあるかもしれません。まずは「知る」ことです。
生き物
【ハチ】
かなりの確率で出会うのがハチです。身近ながらとても危険な生き物の代表でしょう。
そしてその中でも最も怖いのが、スズメバチです。大きな体に、毒を持った針、何度も刺されると死に至る事もあります。気を付けたいのが秋。女王蜂の育成の季節でハチが警戒心が高くなり、攻撃的になります。ニュースでスズメバチに刺されたとあるのもこの季節がほとんどです。巣に近づかなければ襲ったりはしないようですが、知らずに縄張りに入ってしまった際は、身を低くして逃げましょう。この時ハチが「カチカチカチ」と音を立てるそうです。これは警戒音で、「ここから出て行け!」と教えてくれています。これがひとつの合図になると思います。
またクマを意識しているのか、黒っぽい物に対して攻撃をします。頭が狙われるのもその為です。帽子をかぶり、黒や茶色の服等にも気を付けた方がいいです。その他、香水などの匂いに寄って来るとも言いますので、覚えておきましょう。
万が一刺されたら、毒袋をつぶさないように針を抜き、すぐにポイズンムーバ―のようなもので毒等を出します。そして抗生物質やステロイド系の薬を塗り、やはり一刻も早く病院へ行くのがいいでしょう。小さなハチでもポイズンムーバ―を使うと随分楽になります。ブヨなんかにも有効ですよ。

【クマ】
個人的には一番出会いたくない生き物です。生物界最強と言われる生き物なので、真っ向から戦って勝てる見込みはないです。ただ、熊も人間を恐れているようなので、事前にこちらの居場所を知らせる「鈴」などは有効なアイテムです。低山でもできる限り鈴を携帯し携帯したいです。
出会ってしまったら、パニックにならずに目を見ながらゆっくり離れるのがいいと言いますが、実際出会ってしまったらそんな事が出来るか不安ですね。

【ヘビ】
これも山を代表する怖い生き物です。ただ、やはりヘビも人間を怖がりますので、こちらの存在を知らせる事ができれば通常向こうから逃げて行きます。急に出会ったり、知らずに踏んづけてしまった場合には驚いて噛みつかれるかも知れません。
たくさんいるヘビですが、毒があるので有名なのが「マムシ」と「ヤマカガシ」でしょうか。出会っても近くに寄らずそっと通り過ぎれば問題はないと思いますが、万が一咬まれてしまったらやはり早く医者に掛かるのがいいでしょう。

【山ヒル】
山ヒル。中央の長いのがそれ。
幸い吸い付かれなかったがぞっ
とした。
場所によってはハチ以上に身近かもしれません。ジメジメとした場所に生息し、知らぬ間に手や足に入り込み、痛みも与えずに血を吸い取る。書いていても恐ろしい生き物です。
活動時期は春から秋までで、気温が20度ぐらいになると現れると言います。特に梅雨の時期、雨が多い日などは要注意です。血を吸われても痛みはないのですが、血を固めない液を入れるようで出血が止まらなくなります。咬まれたらすぐにヒルをはがします。無理にはがすとちぎれて残ってしまう場合があるそうなので、ヒルよけスプレーをかけます。その後はヒルの液を出す為に傷口を血を出す感じで少しつねり、後は良く洗い虫さされの薬を塗ります。ナメクジと同じで塩や火にも弱いです。
一番は「ヒルのいる場所には行かない」、ですが、中々それも難しいようです。幸いアルプスなどの高山にはいないようなので助かっています。ちなみに吐く息を感じてか、木の上からも降ってきたりするので上にも気をつけましょう。


遭難
地図
必ず登山用を用意。危険個所や
所要時間を確認しておく。
コンパス
地図と共に用意する。事前に使い
方も覚えておこう。
山の事故でも最も多いのが遭難です。
そしてその遭難の大きな原因が、「地図」や「コンパス」の不携帯と言います。この二つだけは必ず持って行きましょう。例え低山でもちょっとした気の緩みや判断ミスで、簡単に遭難してしまいます。
【遭難したら・・・】
山の中で道が分からなくなると言うのは、想像以上に恐ろしいものです。いつもは安らぎを与えてくれる木々が、無機質なとても恐ろしいものに見えてきます。山中で居場所が分からなくなるほど怖い事はありません。
道に迷ったらまずは、「来た道を戻る」、これが原則です。先に進むよりも分かる場所まで戻ることが大切です。そしてそれでも道が分からなくなった場合は、「上に登る」です。下に下ると帰れそうな気もしますが、これは大間違い。下に行くほど標高が下がり視界がなくなり、現在地確認が更に難しくなります。また例え沢伝いに歩いても、素人には危険だしケガのもとにもなります。滝に当たったらもう終わりです。逆に上に行けば視界が開け、自然と登山道も集まって来るので危険度が下がります。また救助を求めるのも上の方がいいでしょう。
【ビバーク】
そしてどうしても夜を明かさなければならなくなった場合は、ビバークをします。
要は野宿です。ビバークに備えてツェルトなどの簡易テントをカバンに忍ばせておくといいでしょう。ツェルトを使う一番の理由は「風」です。山で夜を明かす時、一番重要なのが「どうやって風(寒さ)から身を守るか」、です。風に当たり続けるだけで、想像以上の体力を消耗します。また持っている服をすべて着ることも必要です。
体力が落ちている時は、とにかく食べる物は食べて体力を補充します。ビバークが決まったらあまり行動せずに、とにかく翌日の下山の為に休養を取りましょう。


ケガ
○マメなど
新しい靴やしばらく登山から離れていた場合に起こりやすいのがマメ(靴擦れ)です。登山で最も多いトラブルでしょう。痛い、感じたら面倒でも一度足のチェックをした方がいいです。水膨れになる前に、絆創膏やテーピングをしっかりします。

○ねんざ・骨折など
足場の悪い山では、ねんざも起こりやすいトラブルです。
足を捻ってしまったら、まずはテーピングなどでしっかり固定して同伴者などに肩を借りて行動します。骨折の場合は当て木をしてしっかりテーピングで固定します。全く動けなくなってしまったら救助が必要となります。
ねんざならば本人と相談して下山するかどうか考えるべきですが、骨折の場合は早目に山を下りなければなりません。的確な判断をしましょう。

○高山病
標高3,000mを越えると症状が出る人が増えます。低酸素の為に体の機能が上手く回らない状態です。頭痛や吐き気、めまいや震え、食欲不振に精神異常など、最悪死に至る病気です。
高山病になったら、まずは高度を下げましょう。これでほぼ解消されます。高度順応ができれば高山病にもならなくなりますが、それまでは無理は禁物です。対策としては無理をせずにゆっくりと歩き、水分をよくとる。急な高度変化を起こさない、等です。

○その他病気など
・狭心症
・急性心不全
・急性心筋梗塞
・脳内出血
・脳梗塞
などは、とても素人の扱える病気じゃありません。速やかな下山、もしくは救助要請が必要です。携帯電話は有効な通信手段でしょう。
また救助を待つ際も、出来るだけ体力の消耗を抑えて待ちます。ビバーグ出来る装備はあるのか、現在地はどこか、食料は残りどれだけあるのか。様々な判断をして行かなければなりません。何よりまず落ち着いて行動して下さい。

※どんな山に行く時でも、必ずファーストエイドセット(応急手当一式)を持って入山しましょう。


カミナリ
夏山でよく起こるのがこの雷です。直撃したら死亡に繋がります。
基本は姿勢を低くして、雷が弱まるのを待って安全な場所へ避難することです。雷は高い場所に落ちるので、ストックなどがザックについて出ている場合なども危険。広く平坦な場所では、自分が一番高いものになってしまうこともあるので、やはりできるだけ低い姿勢を取る。
テントなども割と落雷しやすく、安全な山小屋などへ避難する。



食事
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山を歩いてみよう。
登山の準備ができたら山を歩いてみましょう。
難易度の高い山でなければ、それほど難しい事はありません。自分の体力を知り、山のルールを守って歩けば、きっと楽しい登山となるでしょう。

【登りのコツ】
「ゆっくり」、これが基本です。登り始めの頃は元気で早足で登りがちですが、すぐにバテます。最初から最後までゆっくりとしたペースを守りましょう。
また、小幅で歩くことも大切です。極端な話、自分の足の甲ぐらいの感覚でもいいです。急な登りなどで、無理して足を大きく挙げて登るのも同じです。一気に体力が奪われます。

【下りのコツ】
下りで一番気を付けたい事は、「スピード」です。重力にそって、どうしても下りは速くなりがちです。軽やかに、疲れもせずに降りられる一方、膝や足にはその数倍の負担が掛かっています。足を痛める原因にもなるし、転倒などの危険もあります。登りと同様、ゆっくり下りたいです。
また、山では登りの登山者が優先です。下る際に細い道で登りの登山者と出会ったら、道を譲るようにしましょう。

【最初と最後のストレッチ】
登山前と登山後に必ずストレッチをしましょう。体を柔らかくしておくことで怪我などを防ぐことができます。また下山後のストレッチは筋肉痛を防いでくれます(と思っています)。どちらも足を中心に念入りに行いましょう。(←これ本当に効きますよ!)


では、山に行きましょうか!




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